結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

ファミレスにて、隣の席のグレーパーカー男子にエールを送る。

2009.2.1(日)

 

隣のテーブルには、男2人女2人の4人組が座っていた。

 

 

グレーパーカーマン

見た目は大学生。男2人はグレーのパーカーだった。同じグレーのパーカーなのに、どうしてこうも着こなしに差が出るのかなぁと、なんだか気になってしまった。

 

女の子の一人が矢鱈かわいいので、おそらくいつもより頑張っているであろう、着こなしの悪いほうの男性を応援する。

 

も…

 

パーカーの下から、白Tシャツが覗いた瞬間、(それは下着のやうにみえた)切なくなった。それと同時に、彼から諦めのオーラを感じた。

 

君よ、それでいいのか?もっとお近づきになりたいのじゃないのか?そんなんだからいつまでもあか抜けない身のこなしなのではないのか?

 

と、乱入して辛口のエールを送りたくもなったが、大変面倒なことになることは容易に予想がつくのでやめておいた。

 

考察

グレーのパーカーってシンプルゆえに難しいアイテムですよね。ゆえに私は着ないのですが、着ている人は多い気がしています。そしてそのほとんどがダサいのです。ダサいだけならいいんですけど、割と迷惑を顧みない人が多い気がします(偏見)。

 

ここでほかのグレーパーカーマンの話をひとつ。育休中に息子を抱っこひもで抱えて電車に乗った際、少し電車が遅れていたせいか混んでいたんです。降りる人の邪魔になっちゃうから、一旦ホームに降りて乗りなおそうとしたのですけど、ドア付近にいたグレーパーカーマンが詰めずに頑なに場所をキープするので、なかなかしっかり再乗車できなかったんです。

 

ほかのドアから乗ることも考えたのですが、そちらも乗車に苦労しているように見え、考えている間に発車ベルが鳴ってしまったので、仕方がないから後ろ向きで乗って、お尻でグレーパーカーマンを押してなんとか乗ったのですが、反発してくるんですよ。悪意しか感じなかったです。ダサい首折れ曲がりスマホ野郎は性格までひん曲がっていやがるのかと。

 

ドアが閉まる間際に少し強く押されて、危うく子どもが挟まれそうになってしまい、本気で腹が立ちました。その後、閉まったドアに子どもを押し付けないようにするのに必死でした。隣にいたおばさんが笑顔であやしてくれたのが唯一の救いでした。

 

後から考えてみれば、無理して乗る必要はなかったと思えるのですが、ホームが暑かったことや、そのあとの電車がすぐには来ないことなどに対して焦り、判断能力が鈍ってしまったのだと思います。

 

このグレーパーカーマンに腹が立った以上に、子どもを危険な目に合わせてしまった自分にも腹が立ちました。本当に無事でよかったよ…。