結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

田舎の不良って何であんなにダサいんでしょうね?自分のお洒落遍歴を振り返る。

2007.11.26 社会人1年目

 

田舎の不良って何であんなにダサいんでしょうね?(偏見でしょうか!?)

 

先日、ダサいと感じた人間に、一緒にいた友人と共にと共にダサいと言われ、無性に腹が立ちました。トニーです。

 

 

お洒落考

僕だけが言われるなら良いんです。友人の天才的なファッションセンスが分からないなんて、なんてかわいそうな人なのかしら。

 

彼は、他の人が着たら絶対ダサい服&組み合わせを絶妙なお洒落加減で着こなすのです。凄まじい。

 

僕はそこまでお洒落になりたいわけではないのですが、みすぼらしく見られないように、とにかく普通に歩けるように…。というコンセプトで服に気を遣います。

 

ということで今回はファッション遍歴を。

 

中学時代 

服装に気を遣わねば、とはじめて思ったのは中学生の時でした。

 

中学1年生の時に休日友達と遊んでいたら、「トニーくんっていつもダサいよね。」と言われ、ショックを受けました(言った彼の全身迷彩柄の服装もどうかと思いましたが、怖かったので言い返せず…)。

 

学校ではジャージだったし、土日は殆ど部活があるし、着れればそれで良いって感覚だったんですよね。親の買ってくる服のセンスも…アレでしたし。

 

でも、そう言われると傷つくのがセンチメンタルな中学生なわけで。それでもどうしようもないのが中学生のお小遣いなわけで。

 

それが原因であんまり休日に友達と遊んだり、外出したりしなくなったっけ…(遠い目)。

 

そうして恋をして「ダサいからダメなんだ、カッコ悪いからダメなんだ、顔が悪いからダメなんだ」とか苦悩して苦悩して…。

 

そうしている間に時は流れ、中学3年の冬休みに一大決心をし、当時流行っていたライトオンで濃いブルーのジーンズとコンバースのオールスターを買うことに決めたのです。確か買ったのはリーバイスの607(量販店量産モデル)

 

これさえあれば、堂々と外に出て歩けるぞー!と思ったのも束の間。

 

「トニーって子供っぽい服装してるよねー。」

 

と天然かつイケメンの友人に言われまた引きこもることに。サイジングがいいなと思って選んだトレーナーが小学生用のカワイイやつだったのですよね。

 

高校時代 

その一撃により、結局堂々と外を歩けず、土日引きこもりのまま高校入学。小遣いが増えたものの、外に出るのが怖いので服は一向に買いに行けず。

 

高校の帰りに買ったファッション誌を見て、掲載服の値段の高さとお洒落さが分からずに愕然とする毎日。

 

そして高1の冬休みに何故かむっちゃくちゃ太い、色落ち加工のジーンズを購入。確かリーバイスの503(量販店モデル)と大きめのパーカーも購入。そしてトライセラのFEVERのプロモのワダショーに憧れナイロンジャケットを購入。今振り返ってみても相当、ずんぐりむっくりな服装してましたね。

 

夏に買うTシャツも、量販店には大きめの服しかないのでそれを買ってだぼって着る。長いのが分かって恥ずかしいからそれを隠すためなのか猫背になって姿勢がどんどん悪くなる。

 

お洒落に気はつかうものの結局ダサダサな高校時代でした。

 

それを身長のせいにしたり、体格のせいにしたり、小遣いが少ないせいにしたりしていました。悩みは尽きない。ほんと、今振り返るとどうでもいい悩みなんですけど、当時はそれがすべてなんですよね。

 

学校に通うバッグと財布だけはそれなりに気に入るものを揃えられたのですが。

 

そうして受験勉強がはじまり、またまた土日も家に籠もる生活が続きます。しかし、大学に入ると毎日私服であることに気づき、愕然とするのです。それが不合格になる恐怖より大きなおそれであることが今振り返るとおかしくあります。

 

大学時代

大学合格後、付け焼き刃でお洒落の勉強をし(ファッション誌を買い込み、見漁るという勉強法)、相当面白い格好で最初の1,2ヶ月を過ごしたのでした。

 

その後バイトをするようになって、ちょっと高い服も買えるようになって。高い服でもダサいのはダサいし似合わないのは似合わないことを知り、試行錯誤していろいろ気づくことができました。

 

そしてその頃よく聴いていた、トライセラトップスの和田唱さんが言っていたように「自信を持って着るのが一番格好良い」ということに納得がいくのでした。

 

自分の選んだ自分に似合うと思う服を着て、自信(とくに根拠はなくても)を持って歩いてれば、それなりにみえるんですよね。

 

ただ、そこに気づいてそう歩けるようになるのには相当時間がかかるし、勇気もいることでした。結局所作が追いついたのは大学の最後の頃だった気がするし、社会人になった今でもしっかり歩けてるかは疑わしいし…。

 

社会人になって

今ではある程度の自信をもって歩けるようになりました。そうなれたのは自分の努力なのではないかと誇ってもいいと思うのです。

 

どんなことでもその道が駄目だと思っても、努力し試行錯誤を重ねることでそれなりになれるんじゃないかなと。そうしなければ、なんだって得られないんじゃないかなと。

 

それを、お洒落を考えることで学んだ気がします。

 

考察

そうして社会人も10年を過ぎる今では腹筋がついたことにより、以前よりも姿勢よく歩けるようになりました。年を取って昔よりはある程度他人の目を気にしないことができるようにもなりましたし。

 

【画像あり】1年間腹筋ローラーを続けた結果。最初は拷問かと思ったけれど…継続は力なりということか。

 

あとは自分に似合う色と服が分かるようになり(同時に似合わないものも分かるようになった)、似合うものだけ着ていればいいと思えるようになったことも大きいですね。そもそも二番手の服とかもいらないし、気に入ったものをとことん着ようと。人や流行はどうでもよくて、自分がいいと思ったものを選べばいいのだと。

 

育休中、知らぬ間に桃色症候群に罹っていた話。

 

今はピンクとネイビーの組み合わせが好きで、そればっかり着ています。ピンクとネイビーも色々あって奥が深いのよ…。