結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

仕事帰りの嫌な予感とおにぎりの嫌な予感。

2010.2.27 社会人3年目

 

その日は飲み会があったのだが、ノロウイルスの病み上がりだったので自粛させていただいた。

 

 

嫌な予感

その日の定時頃、皆は飲み会のために移動を始め、私は仕事の区切りがついたので帰ろうとしていた。

 

私が帰り支度をしていると、後輩が悩んでいるような姿が視界に入った。

 

とても嫌な予感がする。。

 

そうこうしているうちに皆は移動してしまったのだが、彼には移動する気配が無い。彼も今日の飲み会には出席予定のはずなのに。

 

放っておくのも業務上差支えがあるので声をかけると、案の定仕事に行き詰まっていた。期限が翌日昼らしいのだが、どうにもこの調子だと終わりそうに無さそうである。

 

話を聞いてしまっては仕方が無いので、ボトルネックを解消し、答えがすぐに導ける程度まで手伝うことにした。

 

状況をヒアリングしてみたところ、相当テンパっていて理解力や状況判断力が低下している状態だったので、気分転換にコンビニで食料を買いに行かせることにした。

 

おつかい

お金を渡し、私の分として、鱈子か鮭のおにぎりと飲み物を買ってくるように依頼する。

 

数分後、コンビニから戻ってきた後輩からおにぎりを受け取ると、なぜか生暖かかった。

 

「私の病み上がりの胃腸を労わってのことなのだろうか?」と思いながら、おにぎりの具材名を確認すると

 

生たらこと書いてあった

 

 

「生はレンジで暖めたらいかんだろう!!生は!」と言いたくなるほど心は動揺していたが、私は平静を装って生たらこおにぎりをレンジで温めるに至った経緯を訊ねてみることにした。

 

どうやら彼の中で「おにぎりはデフォルトでレンジで暖めるもの」という認識があったようで、生だろうがなんだろうが関係なく暖めたとのこと。躊躇いは一切なかったようである。

 

ゆえに「これ、生たらこだよね?」と問うてみれば、「ええ、それが何か?」と返ってくる。

 

 

少々呆れつつ、おにぎりを食べ始めると、案の定、生たらこは半生たらこになっていた。ちょっぴり変な食感に気分が悪くなったことは、言うまでもない。

 

考察

ああ、ありましたねこんなこと。結構驚いたんですけど、後輩は何で私が驚いているのか本当に分からなかったそうです。彼、いくらやすじこも温めてもらうのかな…?その時聞けばよかった。

 

仕事の方はその後問題なく片付いたのですが(もともとたいしたものじゃなかったので)、おにぎり問題については暫く引っかかりを覚えたままでした。

 

今度会ったときに聞いてみようかな。