結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

寝ぼけてると、自分が何をしたのか気づかないときってありますよね。

2009.10.11 社会人3年目

 

朝、目覚ましの携帯アラームが鳴り出した。睡眠世界から現実世界に呼び出された僕は、枕元に置いてあった携帯を掴み、画面を見ずに感覚を頼りに通話終了ボタンを探り、押下する。

 

休日の朝 

おそろしく眠かった。別段疲れているわけではなかったが、目覚めのタイミングが最悪だったのだろう。そのまま、また眠りに落ちようとしていた。

 

次に僕を現実世界に呼び出したのは、耳慣れない音声案内だった。

 

「…番電話サービスに転送します。」

 

ん?

 

んー。

 

んん!?

 

先ほどの操作によって、誰かに電話をかけていることに気づいた僕は、急いで画面を見、通話終了ボタンを押した。

 

アラームを切った際に携帯を掴んだまま二度寝したので、指が無意識に電話をかけてしまったようだ。

 

「だ、誰にかけたんだろう…。」とおそるおそる発信履歴を見ると、よりによって土日仕事の友人であった。

 

すかさず、発信した友人からメールが届く。「どうかした?」と。

 

おそらく、何かしら緊急のことが起こったのではないかと心配して送ってくれたのだろう…。相手は仕事をしているのに、寝惚けて発信したなんていったら、どんな嫌味を言われることやら…。

 

しかし、適当な言い訳も思い浮かばないので、正直に謝罪のメールを送信することにした。

 

送信したメールに対し、「何事か起こったのかと思った。」という旨の返信があり、仕事中にもかかわらず、心配をかけてしまったことに激しく反省する。

 

かけていたのは…

数分後、電話を取られなくてよかったと痛感した。僕が寝ぼけてかけていた電話は、音声発信ではなく「テレビ電話発信」だったのだ。

 

不幸中の幸い。

 

考察

本当、眠い時って自分が何してるのか全然分からないことってあるんです。この時は一気に目が覚めました。電話をかけた相手が会社の人や、お客さんじゃなくて良かったなと思いました。友人よ、本当に申し訳なかった(どの友人だったかは忘れてしまったけれども)。

 

当時は携帯電話しか持っていませんでしたが、これが指紋認証型のスマートフォンだったらほかの機能を誤って利用していたかもしれませんよね。たらればを言ってもしかたありませんが。

 

それにしても、テレビ電話発信で留守番電話サービスに接続されると残るのはビデオメッセージなのでしょうか?音声メッセージだけになるのでしょうか?全く使う気も試す気もありませんが、気になってしまいました。