2009.7.8 社会人3年目
ジチョーと面談が合つた。辞める心積もりがついたからである。
「すべて、やめるつもりでいるんです。」
次長は外の雨垂れを見ながら、こう言った。「やめるといっても、それは相応の覚悟がいるのではあるまいか。」
次長面談
ということで、会社の面談がありました。2年に1度やっているそうです。自己評価シートに諸々記入して、言いたいことを書いて、お外で1対1で面談。
如何せん、非常に忙しかったので、あまり雑談をする余裕もなく、あっさりと終わりました。
うーん、正直、そこまで評価されてもそこまで期待されても困るんだよな。。昇級ですか、そうですかぐらいの。
今のモチベーションだとなぁ。。夏はやっぱり、僕の季節じゃないや。
考察
会社を辞めるつもりなど毛頭なかったので、最初のくだりは単なる言葉遊びですね。元ネタは太宰治のはずです。
面談相手の次長は私が入社した時には私が所属する課の課長だった人です。次長に昇進したものの後継がいなくて課長兼任だった気がします。
当時は3年目。井の中の蛙と言えど、今より活きのいい蛙だった私は、後輩にブイブイ言わせ、先輩には文句や甘えをたらたら垂れ流す、会社にとってはとても成長の見込みのある社員だったようです。
自分の進む道に対してそこまでの不安はありませんでしたし、何かをやれば結果としてついてくると思っていた時期でした。ゆえにはやく出世してやるなんて思いも抱いていたと思います。
何をどう間違ったのか、そもそも正しい道を選んでこうなったのかは分かりませんが、今はとにかく仕事なんて1分1秒でも早く終わらせたいし、出世なんて関係ないところでひっそりと生きていきたいのですが、なかなかそうもいかず、日々葛藤を続けています。
話がそれましたが、振り返ってみると、なかなか自分の若さがまぶしい時期だったなと思うのです。