結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

配偶者の呼称に思い悩んでいたあの頃。新婚当初は妻と呼ぶのが気恥ずかしかった。

2016.10.29 結婚2年目

 

類は友を呼ぶのか、私と付き合いのある友人や後輩からは縁談系のお話を聞かなかったのだが、この年になって結婚する人が増えてきた。といってもまあ、僅かではあるのだが。

 

 

配偶者をどう呼ぶか?

そこで最近気になっているのが、配偶者の呼称である。一般に「妻」「嫁」「奥さん」「家内」「かみさん」等々あるが、彼らは一様に配偶者を「嫁」と呼び、私はそれに対し度々違和感を抱いていた。

 

響きの悪さというか、何かに倣ったむず痒さというか、そういうものを感じるのだ。

 

まるで新社会人が「僕」、「俺」という一人称を「私」に変えるのを恥ずかしく感じ、「自分」という一人称を使うのを聞く感覚である。

 

なぜ彼らは「嫁」と呼ぶのか。

 

ブームのせい?

調べてみると、○○嫁ブーム(鬼嫁とか。ドラマにもなりましたよね。)があったため、それに倣って「嫁」と呼ぶ人が増えたという記事がちらほら。

 

そもそも「嫁」というのは、家長夫婦からみて息子の妻として他家から嫁いできた女性

(日本大百科全書より)

 

であり、

 

派生的な意味として、妻と同義にも用いられる。また、結婚相手たる女性を指す用法もある(Wikipediaより)

 

らしい。

 

まあ、「妻」と呼ぶのが恥ずかしくてよく耳にする「嫁」を使ってるんだろう。

 

私の場合

かくいう私は「奥さん」と呼んでしまうのだが、これは「他人の妻」を指しているので用法は正しくない。

 

やはり新社会人よろしく、新郎は「妻」と呼ぶのは気恥ずかしいのだ。

 

考察

今では堂々と「妻」と呼べるようになりました。妻にも刺身のツマのようなイメージがあったので、それに対して少し抵抗があったのかもしれません。

 

また、他の人がどう呼ぼうが、当時ほど気にならなくなりました。当人たちもその呼び名で納得しているのなら、私がどう思おうと知ったことではないわけですから。