結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

園児と僕

2005.6.24(金) 大学3年生

 

猛暑の猛暑の
無邪気な無邪気な
一コマ

 

 

本編

2時の電車に乗りました。
わいわいわいわい
若い声がヤァヤァヤァ
ビートルズはやってきませんが

 

園児が遠足だったのでしょうか、席を占領しています。
もちろん座れない子もいるようです。
僕も座れない子でした。まぁ、それはいいのです。
遠足の帰りで疲れている子達ですからね。
それに、立ってたって本は読めますからね。

 

園児達は好きなことを好きなように話しているようです。
車内に話し声が響き渡ります。
女子高生のそれとは違う、さわやかではないけれど嫌ではない響き
ハーモニーとまではいきませんけどね素敵な一コマ
しかして、先生は大変です。

 

次の駅で優先席が空きました。

「あ、あそこ空いたよ!」
と園児の声
「あそこは優先席だからね」
と先生の声

僕は優先席の近くに立っていました。

 

♪イマジン/ジョンレノン♪

僕は若い人です
身体的障害はありません
妊娠していません

 

ここで座ったら
園児達から非難の声が飛ぶこと必至でしょう
「そこ、優先席だよ!いけなーいんだ」

 

 

でも優先席というのは
優先な席なわけで
優先は、他をさしおいて先にすること。他のものより先に扱うこと。
なわけで

見渡すと立っているのは僕と園児なわけで

 

色々考えましたが結局立ってました。


さらに次の駅

スーツを着た男が6人ほど入ってきました
彼らの声は大きく
いやらしく不快な笑い声が車内に響き渡ります

おいおいおいおい…
おいおいおいおい…

 

ぶちこわし
ぶちこわし
ぶちこわし

 

さわやかもどき

 

ぶちこわし
ぶちこわし
ぶちこわし

 

しかもくだらぬネタ…

園児達の声をかき消すほどの声は終着駅まで続きましたとさ…

 

マナー知らずの
女子高生と
アホスーツは
勘弁

 

その後

駅から降り、歩いていると
外国人に声をかけられました。
「チョットイイデスカ?」
勘弁
恐すぎ
パルコの前だったので
パルコに逃げ込む
パルコに用なし


 

入ったものは仕方ないと
タワレコでCD見てたら欲しくなって買ってしまいました。
ビリーコーガンとホワイトストライプス

 

そこで貰ったスクラッチ(4000円で一枚)

 

削ると
「涼風セット」の文字が現れました。

 

あたりました
あたりました
あたりました

 

早速引き替えに行きました。

「はい、こちらになりますね」

 

トニーはウチワとあぶらとり紙(ミラー付き)セットのセットを手に入れた!

 

ってあんまり嬉しくないよぅ…

 

考察

いまいち状況がよく分かりませんが、暑い日だったので不快指数が高かったのでしょう。この数年後、私もスーツを着て仕事に出かけることになるのですから、スーツに対する嫌悪感があったとしても消えるわけですが、スーツ事態に対する嫌悪ではなく、集団になったときの厚顔無恥さが不快だったのかもしれません。

 

この頃はクールビズがあったのか、なかったのか、記憶は定かではありませんが、そういう暑苦しさに対する嫌悪でもないのでしょうね。

 

それにしても、CDショップでCDを最後に買ったのはいつだったのか、思い出せないくらい遠い昔の行為になってしまいました。時代は変わっていますね。