結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

家族に愛される人はモテる

2005.10.10(月) 大学3年生

 

 

本編

本日、新聞整理をしていましたらこんな記事がありました。

やっぱり「モテたい」79%
家族に愛される人もてる

2005.8.24 読売新聞「生活ふぉーらむ」より

今ちょっとアクシデントが…イスが壊れました…。
まぁいいや。


で内容は

特集記事に87通(男性35通、女性52通。年齢層は10代から70代までで、30代が最も多かった)の投書が寄せられ、集計した結果。

あなたはモテたいと思っていますか
の問いに「はい」と答えた人は69人全体の79%を占めるという結果になったそうです。

その理由には
「モテる方が得をする」
「モテたいと思うことが向上心につながる」
など

愛知県の女性(62)は
「ダイエットや習字など、モテるためにしたことの中には自分にとってプラスになったこともあり、決して無駄ではなかった。」と振り返る。


どんな風にモテたいかは人それぞれ。

埼玉県の女性(26)は
「大勢からちやほやされたいのではなく、恋人を見つけて幸せになる過程としてモテたい。」
という。

デンマーク在住の女性(31)は
「多くの人に積極的に評価されたい」
という考え。

この女性のように、不特定多数の異性から告白されたいのではなく、異性、同性を問わず、周囲から好感を持たれたいとの声は少なくなかった。

 


一方でモテたいと思わない人からは

「モテるということよりも、人から必要とされることが大事。」
「他人に不快感を与えなければ、好かれてなくても十分だと思う。」
などの意見があった。

既婚であることをモテたいと思わない理由に挙げている人もいた。
反対に既婚であっても「恋愛までいかない、単に好印象をもたれる程度のモテ方だったら、家族も嬉しいと思う。」や「妻にモテたい。」という投書もあった。

 
「外見」より「人柄」重視 「好感得たい」多数
「モテるかどうかは、何が重要な要素だと思いますか」
の問いでは、投書者の年代に関係なく、「人柄」をあげた人が最も多かった。
一方「外見」が重要と答えたのは30代以下が中心。

群馬県の女性(45)は
「若い頃は外見にこだわるが、年齢とともに人柄に惹かれていくもの。」
とつづる。

 
まぁ、データがデータなだけに(たかが87通)
送る人には確固とした自分の意見があって送るわけですからね。
「はぁーん」と目を通してたんですが。
興味深かったのは投書じゃなくて、専門家?の意見でして

 
東京家族ラボ心理研究所を主宰する池内ひろ実さんは
「人間的に魅力があり、男女から素敵な人だと言われるのはすばらしいことですが、不特定多数の異性から言い寄られるということはあまり歓迎すべきことではないのでは」と指摘する。

女性の場合性的な関係だけを求められている可能性があり、
男性の場合は便利な存在として女性に利用されている場合があるからだという。
((((;゜Д゜))))マークンヤバイヨ


「もてる男性(女性)というのは、実は家族にもてている人だと思います。妻(夫)や子どもに大切にされているような人は、外でも尊敬されたり、憧れの的になったりしますから」と話す。

 

東京家政大学人間文化研究所の助教授、福沢恵子さんは
「美人コンテストなどで優勝した美人が、必ずしもモテるとは限らない」と解説する。
優勝者よりも、同じコンテストで審査員特別賞などをもらった女性の方が、芸能界などで活躍するケースが多いからだ。
「人を引きつける魅力は、整った顔立ちだけではないのです」と福沢さん。
例えば、教養講座などに参加してみると、自己紹介の仕方でモテるタイプかどうかがわかるそうだ。
「仕事や趣味について話すだけでなく、どんなことで人の役に立てるかを伝えられる人は関心を持たれます。聞いている人は自分にとってプラスになる人かを感じ取っていますから」

 

というわけです。専門家のお二人が言う「もてる」は、外見の魅力(整ったかお・かたち)ではなく、その人から溢れる魅力(引きつけられるもの)によるものだと言うことですね。

まだ若干20の自分ですが、この年になってくると分かってくるようになったのかなぁ…と思うんですよ。


人の魅力とはなんぞや?ということに対する答えが明確に出せなくても
その人各々が発するオーラや目の輝きや、その立ち居振る舞いや言動など。
もちろん見た目なんですが、その整った形のものではなくて、惹きつけられるもの。

教育実習期間中に気づいたのは「目」ですね。

僕の行った学校の中学生の中には、生き生きとした目をしている子が多く、彼らを見ているだけでも力が湧いてくるような、生き生きとした目はその個人を魅力的に見せるし、他人を引き込む力を持っているんだと思いました。

また、同じ実習生の中にも、生き生きしてて、こいつについていきたいと思う奴もいれば、極端に言えばこいつは死んでるなと思う目をした奴もいたし、死んでる目の奴は見てるだけでイライラしてきたりするんですよ。あと、やる気を萎えさせる。

今までそんな目を自分がしてた時があったかなぁと思って過去を辿ってみると、半鬱状態の時がありまして、その時は、知らず知らずのうちに周りの人をイライラさせていたんだなと、思いました。そしてあぁこんな目はいかん、もっと生き生きとしたいなぁと考えました。

 

目や心持ちだけでも人の魅力は変わってきてしまうんですね。
どう魅力を磨いていくか、それは自分をどのように持つか
そしてどう考えて生きていくか、によるものだと思いました。
素敵な人は大切なものを持っているんですよね。
その大切なものは真似してできるものではなくて
個人個人が大切なものに気づいてそれを持つことから
素敵な人への道、魅力的な人への道は始まるんだと思いました。

 

考察

私は学生時代、異性とお付き合いすることはあったものの、全然モテない人生を送っておりました。社会人になっても大してモテなかったのですが、ある時一緒に仕事をしていたおばさんから「モテるでしょう?」と言われて(社交辞令とか話の種だったのでしょうが)、真に受けたら自信がついてモテるようになりました。

 

自信と言うものは非常に大切なもののようで、私はどちらかといえば「コミュ障」だと思っているのですが、妻からすると「店員の応対が堂々としていてかっこいい」らしいのです。いやだいやだと思いつつも、最初から臆して挙動不審でいてもメリットは無いので、態度は毅然とした態度で挑むようにしているのですが、それが功を奏しているのでしょう。

 

昔は生まれつきの器量がモテるモテないの差をつける要素だと思っていたのですが、この頃から、姿勢や態度や物腰などその人の人柄に好感を持つ人が多ければ、「モテる」んだろうなと思うようになっていたんですね。