結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

雑然。新人研修が終わった頃に思い出した学生時代の担任とのやりとり。

2007.5.24(木) 社会人1年目

 

読んだ本や買ったCDの感想や、行ったライブや最近感じたことや最近体験したことやら、暴走に次ぐ暴走思念やら…書きたいことはいろいろある。しかし、いろいろありすぎて、どれから書けば分からなくてどっちつかず。

 

 

 

雑然

帰り道、何故か、高校の推薦入試の練習の思い出がよぎる。あの時、担任に言われた言葉は未だに鮮明に覚えている。

 

高校入試

受かりたい一心で、面接の練習で質問に対して真面目に答えていたのだが、「それでもいいのだけど、そこを推薦したわけじゃない。トニーの個性が消えている。」と面接の練習後、担任に言われた。

 

すなわちユーモアを活かせと。

 

大学入試 

 

帰り道、何故か、高校の担任との思い出がよぎる。

 

受験の大切なときにインフルエンザに罹った。罹った初日はもの凄くつらかったのだが、翌日以降はそれほどでもなかったので、出席停止扱いをいいことに家で受験勉強に専念することにした。

 

受験シーズンにインフルエンザに罹ったときの話。大学受験の思い出とともに。 - 1年間育児休業を取得した30代前半男性の日記

 

そして出席停止4日目ぐらいの夕方、担任から電話がかかってきた。

 

担任「○○高校の××と申しますが、トニーくんは…。」

私「あ、今寝こんでます。」

 

と、咄嗟に答え、お大事にとお伝えくださいの担任の言葉で電話終了。後日、あれは私が電話を取ったのだという事実を知った担任は「弟にしては声としゃべり方が似すぎていると思ってたんだけど…」と、狐につままれたみたいだったと語る。

 

ユーモア使い

ユーモアを悪と見、浄化しようと努力した日々と悪と知りつつ使用した日々の思い出だ。そうして今、僕はユーモアに生を繋ぐ役割を負わせている。

 

いろいろなことがあったのだ。いろいろなことはいろいろなことにとどめておくのがいろいろなことのままにあるのだ。

 

考察

特に中学の担任に言われた話については衝撃的で、すなわち私は人と同じようにまともにやろうとしたところで、人と劣ったことしかできないということを突き付けられたような気持ちになりました。まさしくその通りで、私は思春期の間「普通になりたい」と努力したつもりだったのですが、「普通」に焦がれれば焦がれるほど「普通」になれず、絶望した記憶があります。

 

しかし、「人と同じようにできない」ということは、社会人になってからはいい方向に作用したように思えます。というのも「自分だったらどうやるか?どう工夫できるか?」ということを常に考えて物事に取り組むようにできるからです。

 

そこから「そもそもの目的はなにか?本当はこれをやらなくてはいいのではないか?」と別の視点から物事を捉える考察力も養えたように思います。

 

ただし、「トニー流」であるゆえ、他の人を置いてけぼりにすることが多いのが欠点で、そこを他の人に理解してもらうために、「普通」のギャップを埋めることに苦心するという一番苦手な作業が発生してしまうのはいかがなものかと思っていますが…。