結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

さいえんす? / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.22(火)

 

 

さいえんす?

「ダイヤモンドLOOP」「本の旅人」に掲載された東野圭吾のエッセイ集。最新科学、社会問題、スポーツや本について東野圭吾が熱く語る。

 

作家、東野圭吾の内面が見れるエッセイ集。最近に書かれたもので(2003年~2005年)今(2006年現在)の東野氏の考えが読めるのがいい。思い出話も書いてあるので、昔のことを知ることができるのも、最近から彼の作品を読むようになった自分にとってありがたいところだ。

 

興味深かったのはプロ野球プレーオフ制度に関するエッセイと、本に関するエッセイだ。

 

プロ野球プレーオフ制度

プロ野球プレーオフ制度の提案はプロ野球界の腐敗首脳陣を見ていると、ほぼ実現不可能(なんだかんだ駄々をこねて通さない)だと思われるが、非常に画期的なアイディアだと思う。

 

実に、面白そうである。東野氏が提案するプロ野球を見てみたい。もともと、シーズンを勝ち抜いたチームが日本シリーズを戦えないなど馬鹿げているのだ。

 

観客動員数の面では好調らしいが、シーズンの重みがスカスカになってしまう。一位同士で戦わせるのが一番いいし納得がいくと思うのだが。

 

 どうせなら、プレーオフ交流戦と置き換えてしまえばいい。

 

12球団をまず3つか4つのグループで分け各チーム3試合ずつ戦わせ、各グループ1位のチームがその後トーナメントに進む形にすればよい。(3グループにした場合はワイルドカードみたいなモノを設ける ほとんど東野氏のアイディアだが 苦笑)

 

ただ、グループ分けが問題になるのだが。。

 

本に関する話

本に関するエッセイは非常に痛いところをつかれた。常々ブックオフを利用する自分であるが、ブックオフで買った本は作家や出版社に還元されないのだ。ブックオフが丸儲けである。

 

作家や出版社に還元されないということは、作家や出版社にお金が入らないということになる。作家や出版社はお金が入らないと、本をだせなくなる。そうして本が減っていく。。

 

しかし、本は高いのである。読みたい!!が、高い!!

 

そうして作家にお金が行かないことに心を痛めつつ、本を半額以下で買えてしまうブックオフで購入するのである。。心を痛めつつも、買ってしまう…。。そして楽しんでしまうところが問題さ。

 

父が新品で本を購入するのは、作者や出版社のことを考えているからであろう。さすがだぜ、父さん。

 

考察

当時、野球が大好きだったんです。今はたしなみ程度にシーズン終了後に結果を見るぐらいですが。

 

本に関してはずっと同じようなことが続いていますよね。漫画を無料で読み放題の海賊サイトとか、去年話題になりましたし。構造を知らない消費者に悪意が無いのが問題ですよね。同じ作品が無条件で無料と有料で提供されていたら無料の方に手を出すでしょうし。

 

私は働き始めてから中古書店や中古CDショップを利用することをやめました。応援する気持ちも込めて。最近では物理的な制約から電子で購入することが増えましたが、これもしっかり作者に入る分を増やして欲しいです。