2005.12.29(木) 大学3年生
昨日の夢物語
怖い夢を見たので、それを記録しておく
ぼくはぬいぐるみだった
扉が開く。
開いた扉から女性が現れた。彼女はバッグを僕の正面のソファーに置いた。
場面は変わる
僕は夜道を自転車で出かけた
自転車のライトをつけているのに真っ暗だった。コンビニまでの畑の細道を行く。どうやらコンビニで何かを買うためにでかけたらしい。途中で体が熱いことに気づく
服が燃えている!
僕はシャツを2枚羽織っていた。燃えている一枚目を脱ぎ捨て、そしてもう一枚も脱いだ。コットンパンツも燃えていたので脱いで投げ捨てた。
火は消え、脱ぎ捨てたそれらは畑にたつ、かかしとなった。
「もう着れないな…結構気に入ってたのに」と思いながら僕は歩いた。ロンTとタイツ姿のままではコンビニに行けないなと思い。近くにありもしない友達の家に向かった。
気が付くと隣に友達が立っていたんだ。3人。中学の頃の友達。二人は覚えてるけど、もう一人は記憶にない。
そうだ喉が渇いていたんだ。自動販売機でジュースを買おうとしたら、財布がないことに気づく。急いでさっきの道に戻ってコットンパンツの中から財布を抜いた。
だいぶ燃えたんだなぁ。真っ白なシャツは茶色と黒の彩りを添えられコットンパンツはハーフパンツになっていた。あたりは明るかった。
そうして一人遅れて友人宅に入る。暗い灯りと、やりかけのゲーム。そしてさっきとは違う友人がいた。
「やらないの?」友人が僕に尋ねた。
テレビ画面を見る。
僕は少年だった
ぬいぐるみの目から見たさっきの女性はどうやら母親らしい。
やられる
誰かの声が頭に飛び込んできた。血の気がひき、僕は扉を探した。
ぬいぐるみの…記憶にあった…彼女が現れた扉はクローゼット。部屋の出口が見あたらない。
ふと後ろを見ると彼女が迫ってきていた。とても無機質な表情だ。彼女は人間のものではないような温かみのない笑顔を浮かべていた。
この間忘却
追いつめられた僕は灰皿の形をした、おおきな正方形の物体を手に取り彼女の頭を殴りつけた。鈍い音、そしてとっても嫌な感触が手に残った。。
彼女はひるんだだけで、声をあげなかった。ゆっくりと頭をあげる。
僕はもう一度彼女の頭を手に持った物体で打ちつけた。何度も何度も…。木でできていたと思われたその物体は、アルミの箱のように頭の形を形どって変形していた。
彼女にやられる!頭に自分の声が響いた。
僕はぬいぐるみだった。
どうやら、彼女は仕事らしい。家にはいない。
体が動く。逃げよう。。少年の時にクローゼットの扉だった扉を開くとそこには廊下が広がっていた。
僕は少年だった
彼女が帰ってくる!帰ってくる前に逃げないと!
僕はぬいぐるみだった
彼女が目の前にいる。僕はソファーに座っていたんだ。さっきまでいた部屋の僕の置かれていた場所。
彼女が鋭くとがったもので僕を刺した。
鋭い痛み…!
僕は少年だった
さっきまでクローゼットだった場所が、廊下につながる扉になっていた。「逃げられる!」そう思ったとき彼女が帰ってきた。
クローゼットに元通りだ。
僕はぬいぐるみの中に吸い込まれた。途端、鋭い痛みが体中に走った。僕はぬいぐるみを破って彼女と対面した。彼女は鋭く長い針を両手に持っていた。
やられる!!
僕は灰皿の形をしたおおきな正方形の物体(それは突き破ったぬいぐるみの残片だった。)を手に取り、彼女の頭を殴りつけた。
彼女はひるまず僕に向かって針を突き刺した…
目覚め
そこで目が覚める。大量の汗をかいていた。現実世界が目の前に広がった。
「夢か…」思わず声が漏れた。
ほっと一息ついてベットから起きあがり。少し遅めの朝が始まった。
考察
私は夢をよくみますし、その内容を覚えていることが多いです。怖い夢を見るのは寝ているときに寒かったり、暑かったりしたときのようで、それがわかってからは寝るときの体温調節に気を遣うようになりました。
冷静に考えれば、夢でしかないのに、夢の中で夢だと思えない夢って本当に困りますよね。夢だ!と思ってしまえば楽しめるのに