結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

自動車教習所に通っていたときの話。免許を取るまで9か月もかかったのか…。

2005年8月31日。友人と2人で地元の自動車教習所の受付の所まで行くと、友人は手を僕の方にさっと差し出し

 

「彼を紹介したいんですけど!!」

 

と言った。思わず吹き出してしまった僕。受付の人は動じることなく「それでは、ご紹介状を書いてください」と友人に告げた。

 

 

自動車教習所 

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2006.5.21(日) 大学4年生

 

そんな感じで始まった僕の自動車教習所生活は、およそ9ヶ月経った今、ようやく終わりを迎えようとしている。

 

9月に教育実習があるのに8月に入校した理由は、友人が早急にお金が欲しかったからだ(紹介者は1万円もらえる)。

 

でも、教育実習終わってから入校したら多分、終了するのもそれだけ伸びただろうなぁと思っている。だから友人には感謝しています。

 

教官選択制度

地元には自動車教習所が2つあるから迷ったのですが、技能教習で教官をセレクトできる制度がある教習所を選びました。

 

いい教官と悪教官を友人からの情報と学科で選り分け、極力いい教官をセレクトすることに尽力しました。万が一悪教官に当たってしまった場合は、イエスマンでその場をしのぎます。

 

 一番いい教官

ちなみに僕が選ぶ一番いい教官は、近くの書店で勤務時間にもかかわらず某コミック誌を立ち読みをしていたF教官です。

 

人気のなさ、乗り心地の良さ、教え方の的確さ、フィーリング、サラサラ度(対極にあるのはネチネチ度)全てにおいて高水準。

 

もうすぐ教習所を卒業することに一抹の寂しさを感じることはなく、ただただ嬉しさでいっぱいです。

 

免許を取得しても車を運転しなさそうですが…。

 

修検の話

2005.12.6(火) 大学3年生

 

修検(教習所内での教習修了検定)合格しました。思っていたより楽でしたね。

 

技能検定

マニュアルで修検を受けたのが自分一人だけだったということもあり、後ろに誰も乗せなかったのでそれが功を奏したのかもしれません。全く問題なく終わりました。「あれ?もう終わっちゃったよ。」というのが正直な感想。

 

オートマで修検受けていた皆さんはギャルでした(5名)。あーこわかった。そのうちの一人が技能試験で落ちてしまったようで、他の4人は落ちた人を励ましていました。ギャル流の励ましは微笑ましく非ず…。

 

筆記検定

おそらく前回筆記で落ちた人(男)を加え5人で筆記試験を受けました。

 

試験官が「問題用紙にフリガナあったほうがいい人」と聞いたところ、僕以外の皆が手を挙げておりました。聞き間違えたかな?と思い、ちょっと心配になったので、とりあえず質問してみることにしました「フリガナって…フリガナですよね?」と。

 

その質問に対して教官は「フリガナってわかんないの?日本語大丈夫?」と、やたら嫌みったらしく聞いてくるのでかなり腹が立ちました。蔑まれた感じがしましたよね。

 

「ああ、いらないです」と笑顔で返答しましたが、試験中心の中で延々と教官に対して怨嗟の念を送ったのは言うまでもございません。

 

試験官が「では、問題を始める前に『駐車と停車』と漢字で問題用紙に書いて下さい」と言った途端、「えー漢字~?かけねーし」とギャルの間から声がわきあがってきました。正直うざかった…。

  

試験官は苛々した様子で「かけない人はひらがなで書きなさい」と仰る。そして、さらにムカついたのが、僕のところに漢字で書けてるか確認しに来たことでした。書けるっつの!バカニスルンジャネエゾコノクソヤロウ!

 

試験結果

そうして始まった筆記試験でしたが、楽勝でした。合格者は5人中3人でしたが…。

 

合格発表にて。合格した人は「合格おめでとう」と言われて合格証を教官から手渡されるるのですが、「(皮肉を込めて)ありがとうございます」と答えて受け取ったのは僕だけでした。

 

なんか、あれ?もしかして、いいこぶりっこになっちゃった?(イヤ、ボクハアタリマエノコトヲイッタンダ…)

 

ギャル勢からは結局1人しか合格しなかったんですね。あと一人の合格者は前回筆記試験落ちた人でした。しかし、この人なんか印象が悪かったんですよ。ヤンキーでもスウェット族でもなく無気力系?なんかあらゆる面で

 

勝った

 

と思ってしまったのです。よくわからない脳内思考。ま、いいや…明日路上デビューです。

 

本検の話

2006.5.31(水) 大学4年生

 

友人の車で普通自動車免許本検のために免許センターへ出発したのは朝8時半。道に迷いながらもなんとか受付時間内(9時50分)にたどり着く。

 

道中、友人から直前の勉強でなんとかなると聞いてほっとしたものの、免許センターの人は態度がでかいということでビクビクしておりました。

 

受付まで

さて、免許センター内に入ると早速受付のある二階に上がろうとしたのですが、階段が見つかりませんでした。うろうろしていたら、受付の人の視線を感じたので、仕方なく受付の人に階段の場所を聞きました。

 

「すいません、2階に上がりたいんですけど」と声をかけると、ちょっと笑いながら教えてくれました。

 

さて、無事に2階に上り窓口にたどり着き必要書類を見せました。すると受付の人が「間に合いますね。」と言ったので何のことか分からず、「はぁ」と答えたら、ちょっと怪訝な顔をされました。

 

書類に判を押された後にようやく「マニュアルですね。」と言っていたことに気づきました。もうちょっと滑舌良くならんのか。

 

試験開始

さて、視力検査等諸検査を終えて座席につき、試験の説明を聞いて試験開始です。見直しを2回後に終了時間がきました。

 

合格点は90点ですから、10問間違えられる気持ちでいたので気が楽でした。10問分からない問題があったとしても、ヤマを張れば10問全部間違ってることはないだろうと思っていたので。

 

という気持ちでいても、実際は微妙に心配だったんです。落ちてたら手続きまたするの面倒だなとか、この手持ち無沙汰な待ち時間をどうしようとか考えるともう受けたくないし。

 

合格発表

この試験って、受ける人数にかかわらず発表時間は毎日一緒なのですよね…。試験終了後に2時間待ってようやく合格発表の時間になりました。

 

もちろんドキドキしましたよ!

 

電光掲示板に僕の受験番号が煌々と点灯し、合格したことが分かりました。点数は94点でした。やったー!(けっこううれしい)

 

その後、免許写真撮影と合格者講習があり、運転免許証が交付されました。解放されたのは3時10分。長かった!

 

ということで教習所に入所してちょうど9ヶ月の今日、トニーくんは普通自動車運転免許証を手に入れたのでした。

 

今日感じたことは「わらっていいとも」は一時間、他に何もすることがないからといってずっと見てられる番組じゃあないなぁということでした。本でも持っていけば良かったよ…。

 

考察

なぜ9か月もかかったのか。その理由は単純で「教習所に行きたくなかったから」です。免許を取らないと払ったお金がもったいないので、教習所に通える期間ギリギリになってから頑張って高頻度で通いましたが。

 

入所当時はそこそこの頻度で通っていた(12月に修検合格してますし)のですが、教え方が下手なのにネチネチ度がひどい教官に技能教習で当たって心が折れてしまったり、失恋して心が折れてしまったり…とメンタル的に順風満帆にいかなかったのです。

 

それにしても、教習所の教官ってなんであんなに態度がでかくて偉そうなんでしょうね…。私の通った教習所が特殊だったのでしょうか?