レビュー日:2007.10.10(水)
南の島。たそがれる暮らし。
めがね
京都旅行の一日目の夜に見てきました。
旅行に行く前に計画立ててなかったから、せっかくきたんだからここもいかなきゃ、あそこもいかなきゃ、どうやっていくんだ、ああもう。
みたいな気分だったのですが。
その気分を一気に変えてくれたのがこの映画。もう、したいように旅行すればいいじゃないかと。たくさんまわらなくたって、美味しいものたくさん食べなくたって、たくさん楽しめばいいじゃないかって。
この映画のおかげで楽しく旅行することができました。凄まじいこともあったのですが、それもそれで楽しめたということで…。
見ているだけで穏やかな気持ちになれる映画。ストーリーなんて大きな流れでしかなくて。それなのに、ずっと見ていたいと思ってしまうのはなんでだろう。
ちょっと笑ったり、ちょっと淋しくなったり、ちょっと黄昏れてみたり…そんなことをする映画。
映像がきれいでした。はやい流れがなくて、ひたすらにたんたんと。それがいい。
京都シネマ画面がちいさめで丁度良かったです。小作品を見るのにはもってこいだなぁと。
考察
一人旅で京都に行ったときに見たんです。お酒を飲まないと一人旅の夜って割と早くからすることがなくなるじゃないですか。
ストーリーはどんなものか忘れましたけど、映像が頭に蘇ってくるのは、京都旅行の思い出と共に頭にマッピングされているからなのでしょうか?