レビュー日:2007.10.20(土)
2005年、夏。某大学SF研究会の部室でクーラーのリモコンが壊れる事件が起こる。そこへ突然現れたタイムマシン。部員達はタイムマシンに乗って前日に行き、壊れる前のクーラーのリモコンを持ってこようと試みるが…。
サマータイムマシン・ブルース
面白いと聞いていたけど、予想以上に面白くてビックリした。
おもしれーおもしれーと興奮する面白さじゃなく。すんなり、「面白いなー」と思える感覚の映画。
タイムマシンSFモノってややこしかったり、むずかしかったり、辻褄があわなかったりするんだけど、伏線がたくさん巡らされてる割には、わかりやすく、それでいて物語をひとつに収束させるので、すごいなと。
登場人物もはじめは微妙な違和感があったのだけど、最後は空気に飲み込まれる形で、いい配役だなぁと感じました(笑)
面白い映画って、バランス感覚に優れてるんだと思う。緩いところ、疾走感のあるところ、シリアスなところ、コミカルなところ、
それらを一気にとりまとめようとして、潰れてしまう映画が多い中、面白いモノはそれらをしっかりと纏めきっていて、その努力を見せない形で公開する。
それが、面白い映画のすごさだよなぁとしみじみ感じました。
ちなみに、一番面白かったのは、ガンダムの音楽が流れたところでした(笑)
考察
昔の私は面白いと言っているけれど、全く覚えてなくてびっくりした!(すいません、覚えていないのでこれだけで…)