レビュー日:2007.11.5(月)
交通事故によって、同じ1日を一人で繰り返す事になってしまった真希。孤独と終わることのない繰り返しで疲れ果てていたある日、鳴るはずのない電話が突然が鳴り出して…
ターン
北村薫さん原作。ほぼ原作通りの物語。だから、物足りないのかなぁ。原作を読んだのは中学生の頃。初めて読んだ北村さんの本がこの作品。
だから、思い入れが強くて強くて、納得しきれないんだろうな。真希の繰り返す世界は自分の中で作られているから。どんな話か知る為にはいいと思うけど、時と人三部作は本でこそその魅力が発揮されるのだろう。さすが北村マジック。
と、観た感想とはかなーり逸れてしまいました。
悪くないんです。どちらかといえばいい方だと思う。でもね。。入れ込み過ぎちゃうと、物語は自分の中でしか完結しなくなっちゃうんでしょうかね?
考察
大好きな作品が映画化されると微妙な気持ちになるのは私だけではないはず。これは後から映画化されていると知って見たのです。やっぱり、好きな作品って心の中で増幅されてるよね。自分の世界ができちゃってるよね。ということを確認させられた映画でした。
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