レビュー日:2018.3.16(日)
米ソ冷戦下、米軍将軍の狂気によって、指揮下の戦闘機へ核爆弾投下作戦が通達されてしまう。ソ連側は攻撃を受けた場合、人類皆殺しの核爆弾が自動で使用することが判明し…。
スタンリー・キューブリック監督作品。
博士の異常な愛情
あらすじのシリアスさと狂気じみたタイトルから、凄まじくハードボイルドな作品かと思いきや、コメディでした、ブラックな。
タイトル邦題訳は誤訳みたいですね。「ストレンジラブ博士」というのが正しい訳なのかな?ザ・フーの「恋のマジックアイ」やキング・クリムゾンの「ポセイドンのめざめ」みたいなものだと思うと、誤訳でも趣がありますよね。
ところどころ、そこまで面白くはないんだけど、ちょっと笑ってしまうシーンが盛り込まれていて、ツボに入ったら、ハマること間違いなし!?
キューブリック監督作品は、ずっと観ていられるから素敵です。つまらない映画だとずっと座ってみていられず、ギター抱えて観たりしちゃうんだけど、これまでみた3作品は先が気になるのと映し方が面白いのとで、観ていられる。
ラストは、オマージュがたくさん出回ってるよね。
考察
タイトルだけでキューブリックという冠がないと「ムカデ人間」ばりの狂気に満ちたサスペンス映画を想像してしまいますよね。
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この頃、スタンリー・キューブリック監督の映画にハマってしまったのです。「かぶれ」てたわけではないのですが、「すごいよ!すごいよ!」と誰にでも言っていた気がします。誰にも興味を持たれなかったのですが…。ブルーレイも揃えようと思って頑張っていたな…。