レビュー日:2007.10.29(月)
犯罪者の弟となった直貴は、刑務所にいる兄のせいで様々なモノを失っていき…。
手紙
この映画、どんな映画?と問われて どのような視点から説いたらいいのか分からないです。
原作の感想はコチラ
とにかく、ベタな話。ある、一つのシーンを伝えるために、ベタに作り上げた映画。白けた原作のシーンは映画では再現されてませんでした。とにかく、兄、剛志の馬鹿さ加減が…。。
原作ではミュージシャンだったのが、映画ではお笑い芸人になっていて、映画の解説見たときには「やっちゃったかなー?」と思ったのだけど、意外に良かったな。
作者が伝えたかったことの重さについては、かなりそぎ落とされてしまっていたけど、その部分を除けば原作より良かったなぁ(トータル的な意味で)
最後は原作同様狡い。どれだけ物語の展開に違和感持ってたとしても、ウルウル来ます。
考察
学生時代や社会人になりたての頃は、本を読んでいて「本当にこんな人いるの?」なんて思って白けてしまう登場人物がいたものだけど、現実は小説より奇なりという言葉通り、結構いるんですよね、変な人が。
だから、だんだん読み方も変わってきました。ああ、自分には理解しきれない発想を持つ人もいるのだから、こんな人がいたら気を付けようと(笑)
この話とは関係ないですけれど、最近も自分には理解できない発想の人がいたんです。私は1分1秒でも職場にいたくないので、仕事をとっとと終えて帰れるなら帰るし、休めるなら休むんですけど、その人曰く「休んでもやることないから、有給はなくていい。残業?まったく苦ではない。」とのこと。
それで仕事ができるならいんですけど…。それでしっかり勉強してるならいいんですけど…(察し)
単なる愚痴になってしまいましたね。