レビュー日:2008.8.10(日)
競馬場売上金強奪大作戦!!計画は果たして成功するのか!?スタンリー・キューブリック監督作品。ドタバタモノ。
現金に体を張れ
原題は「the killing」
あらゆる登場人物の視点から、事件を追いかけるていく、物語の作り方が凄く良い。推理小説が好きな人は楽しめると思われます。(ハウダニット好きなら!!)
何が起こったか、紐解かれていく様子に無駄が無く、映画の疾走感と爽快感を生んでいます。
現金が舞うシーンがとても美しかったなぁ。
ラストが将棋の最後の一手を打つシーンを見たような感じで、とてもスッキリして面白い映画でした。
考察
内容とは関係ないですけど、この手の邦訳が大好きです。誤訳もあるんですけど、日本語としてよくわからないところもかっこいいというか、すごく強いキャッチフレーズに感じるんですよね。「おれたちはしないよ」とか「ポセイドンのめざめ」とか。とりあえず声に出したくなったり、書きたくなったりするじゃないですか。
リンク
本編に全く触れてないですけど、言葉の力ってすごいなと思います。