レビュー日:2006.2.19(日)
「ヘタレな爆音」のキャッチフレーズで大ヒット!今なお多くの若者の支持を得ているアメリカが誇る美メロパワーポップの本家、Weezerのファーストアルバム!1994年作品
Weezer(Blue Album)
ジャンルはパワーポップなんでしょうか?ノリのいいメロディとディストーションのかかったギターが紡ぎ出すリヴァースマジック。
このバンドのキモはユニゾンコーラス。ただでさえポップなメロディをメロポップに仕上げている。いい意味でアメリカのアクがとれているところが自分の耳になじむ所以か。
曲紹介
好きな曲の紹介
Buddy Holly
思わず踊りたくなる曲。ここちいいギターディストーションに乗っけて、どこか懐かしいポップなメロディを歌い上げる。
プロモは必見です。
Say ain't So
泣きメロ。メロでのユニゾンがサビまでに切なさゲージを溜める。サビで爆発させるその切なさに胸を締めつけられる。
Only in Dreams
8分に及ぶアルバム最終曲。淡々と刻まれるリズムに必殺の泣きメロ搭載。
総評
捨て曲なし。1曲1曲が短いのであっという間に最終曲Only in Dreamsに到達してしまう。いい意味で荒削りなので消化した後の気分は重くならない。まだまだ食べられる感じになる。
ゆえリピート。結果中毒。
パワーポップが好きな方、泣きメロを求める方聴いてみてはいかがでしょう?
考察
「美メロ」って言葉流行りましたよね。今でも使ってるんだろうか?Weezerはこの後「メイク・ビリーヴ」まで聴いて飽きてしまいました。そして、このファーストアルバムが一番好きでした。ここで挙げてる3曲が。
アメリカーンなパワーギターリフとメロディ展開が受け付けなくなってきたのかもしれないなと、昨日昔のCDを整理していて思ったんです。好きじゃないのに頑張って聴いていたのか、単に好みが変わったのか。
ちなみに、ヴォーカルのリヴァース・クオモが大学の時のゼミの教授に似てるんですよ。それで負けるものか!と思いながら聴いていたのかな?そんな変な思い出が浮かんでくるアルバムでした。