結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

教授 vs 友人O

2006.2.25(土) 大学3年生

 

 

 

教授 vs 友人O

 

先月末のゼミの卒論発表会飲み会で

毎度おなじみ青森の神童Oの

就職についての話になったときのお話。

 

友人Oの就職活動

彼は栃木県で就職し、しばらくしてから家業を継ぐことにしているようでした。その話を教授にしたとき、教授は怪訝な顔をしながら以下のような発言をしたのです。

 

教授「Oはさ、栃木で就職する意味無いと思うんだよね。」

O「はぁ…」

教授「あれか、あれのせいか」

O「はぁ、まぁ…」

 

煮えきらないOにしびれを切らしたのか、教授は急に力を入れて語りだしました。

 

 

Oが成長するなら東京に行くべきだよ!

県内にいる必要ないよ!

県内で就職する意味が分からない!

 

 

なかなか強い口調で言うので、相当ダメージ受けただろうなぁと思い、おそるおそるOの方を見やると…。

 

O「( `ー´)ノ酒もらっていいっすか?」

一同「逃避っ( ̄□ ̄;)!?」

 

彼はストレスに耐えきれずトリップしてしまいました。

その日暴飲暴食をしてOの体重は2キロ増えてしまったようです…。

 

考察

私と同じく、友人Oは教授からぞんざいな扱いを受けておりました。そのダメ学生っぷりが癇に障るのか、ゼミ後の飲み会では度々説教を受けていた気がします。ご馳走してもらえるし、説教と言ってもそんなに苦痛ではなく、むしろ面白かった記憶がありますが。

 

その面白かったエピソードのひとつがこれだったんですね。この後、教授は呆れながら笑っていました。

 

実は、この時の教授の言葉に一番影響を受けたのは私かもしれません。私も当初、地元である県内での就職を考えていましたが、何故地元で就職をしたいかと問われれば、「家から通えるから」という理由しかなく、教授の言葉を受け(私に対してではありませんが)、成長のために都内に出るのもアリなのではないかと思ったのです。

 

結果として友人Oは県内で就職することになり、私は都内の企業に就職することになります。教授に就職を決めた旨を伝えたら「誰でも入れるんじゃないか?」みたいなことを言われたのが癪でしたけど(発言の一つ一つが冗談なのか、本気なのか最後までよく分からない人でした。)

 

その時の恋人が県内での就職を決めたからなのか、県内に拘った友人Oは、卒業する数か月前まで就職活動を続けていました。教授の言葉は、Oが在籍大学のある県出身ではないところから来ていたのですが、Oが県内に拘ったのはそういう理由があったからなんですよね(あれか、あれのせいかというのはそういうことです)。