結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

社会人3年目のはじめに周りの誰にも言えなかった愚痴

2009.5.22(金) 社会人3年目

 

久しぶりにカチンと来た。呆れを通り越して怒りが来た。もちろん、隣の阿呆係長とは違って、怒鳴り散らしたりはしないのだが。

 

 

Tinydog

出社して、先日から取り掛かり中の仕事を消化しようとしていたところ、先輩の年休を取っていて、客先で仕掛かり中の作業をする人手が足りないとの事で、午後から客先作業に行くことになった。

 

僕より軽い仕事の人はいるだろうにとは思ったが、できる人がいない状況だから仕方ないとしぶしぶ納得。

 

連携されてない?

勿論作業内容は連携してあるんだろうと、前日に一緒に行った人に話を聞いてみると、そこまで大変な作業ではないとのこと。その作業もある程度までは進んでおり、やるべきことは聞いているということだったので、午前中はその作業の資料に目を通し、午後の作業の準備に徹した。

 

さて、客先にて作業をし始めると、こまごまとした問題が発生。「これは連携しておくべきだったのでは?」と疑問に思うことが多々生じた。さらには全然作業を消化していない状態だし、聞いていたのとは全く違う状態だった。

 

自社に電話して問い合わせてみると、この作業を担当したのは年休の先輩1人だけとのこと。「人を育てる時期に、なんで1人で作業を消化してんだ!他の人にもやらせてろよ!」と文句を言いたくなったのと、作業の詳細を聞くために休みの先輩に電話をしたが、出なかった。

 

作業をまったく引き継がず、前日直帰しやがって!クソっ!終わってないんだから、そのぐらい連絡しに来いっつの。前日に僕に行ってもらうと言ってくれれば、詳細をヒアリングできただろうに。

 

と、文句を頭の中で叫びまくっても仕方がないので、その作業を最初からはじめることにした。

 

あんたもか…

 

そんな状況のさなか、ふと隣を見ると、前日その先輩と一緒に作業をした人の作業が覚束ない。少し心配になったので、どんな状態か確認してみると、そんなところで悩んでるのかよ!!と言いたくなるところで止まっている模様。

 

ちゃ、ちゃんと教育しておけよ。。

 

と心の中で呆れるも、そんな態度で相手に不快感を与えても仕方がないので、親切丁寧に教えつつ作業続行。

 

技術はあるんだけど、教えるのが面倒で自分ひとりでやってしまうのと、情報共有をしないのがその先輩の欠点であるとは常々思っていたものの…。

 

まさか、ここまで 

 

顧客は同じでありながら、別プロジェクトで動いていたので今まで一緒に作業をすることはなかったので、まさか、ここまでとは思わなかったのだ。

 

結局終わらず、翌日に作業は持ち越し。一人でやったほうが捗ったのではないかと思う進み具合だった。長時間残業したような疲労感で帰社。

 

帰社後…

 

客先作業中に休憩をとれなかったので、一息ついてから朝やろうとしていた作業に取り掛かろうとしたら、隣の阿呆係長がその件で作った資料のレビューをしたいと言う。

 

あんたは本物の阿呆か。昨夜話を聞いて、今日は客先にいたんだからできてるわけねーだろ!

 

とオブラートに包みながら訴えるも、何故か聞く耳を持たない係長。しかも、この件は切羽詰ってるわけではないのにだ。

 

休めぬまま、時間の無駄な気がしつつも資料を印刷しレビュー開始。散文的かつ、メモ書きを詰めただけなので分かる人にしか分からない内容であることは100も承知。なのにその点に関してしつこく嫌みったらしく言うので、本気で頭にくる。

 

愚痴です 

 

あんたのマネジメント力不足で、今日僕は自分の作業ができなかったんじゃないか!と。

 

あんたはいつも、さりげない一言や気配りに欠けるのだ。余計な一言と、苛立つ態度ばかりだ。

 

と、叫びたい気持ちを書いたところですっきりしたので、寝ることにします(笑)

 

考察

本当、この時は頭に来たな。読み返して当時のことを思い出しましたよ。この怒りが「このままではいけない」という行動を起こすエネルギーになり、勉強をしたり、自分で何が必要かを考えて動くようになったりしたのだから、彼らは私の成長に一役買ってくれた「いい人たち」なのかもしれません。

 

先日、後輩に上の人たちに不満はないのか聞いてみると、全くないとのことだったので、この時のことを子細に話してあげたら、「そんなに覚えているなんて、だいぶ根に持ってますねー!」と感心されました。大人げないだけなのかもしれない…。