2012.2.26(日) 社会人4年目
金曜の夜11時。「俺のために食事に付き合ってくれ。」とわけのわからないことを言うカカリチョーに寿司屋に連れていかれた。私は8時ぐらいに食事を摂っていたのであまり食べたくはなかったのだが、上司の命令とあっては仕方ない。
横浜の寿司屋にて
お座敷の席に案内され、カカリチョーの愚痴を聞いていると、不意に脇腹に蹴りを喰らった。 私は「痛っ!」と声を出すも、蹴った人は相当酔っ払っているようで、反応が無くそのままトイレの方角へと去ってしまった。
私はトイレに至る道の直線状の席にいたため、その酔っぱらいはふらついて私を避けきれず、私の脇腹に足が当たってしまったのだと推測される。ただでさえ面白くない話を聞かされているのに、蹴られ損とは甚だ不愉快である。
再度の打撃
そしてその数分後、背中に衝撃を受ける。また「痛っ!」と声を出すも、反応が無い。どうやら後ろの席に座っていた人が酔いに堪え切れず後ろに倒れてしまったようなのである。
仕方ないと思いつつも、そこまで飲むなよとも思う。連れの人が起こすも謝ることが無かったのでさらに不愉快になる。
さらに数分後、またも背中に衝撃を受ける。ちょっと頭にきた私は、後ろを振り向き、「さっきから痛いんですけど!」と冷静な顔で口調を強めて言った。すると、連れの人から口先だけの謝辞が飛び出したのでこれもまた腹が立った。
私は落ち着くためにトイレに行くことにし、頭を冷やして帰ってくると、私の背中に後頭部頭突きを喰らわせた人が、私の座席に半身を預け横になっていた。
赦す
… 一瞬蹴りを喰らわせてやろうかと思ったが、私が完全悪になりそうだったので、やめておいた。
あえてその人の近くに荷物を置き、嘔吐した際にクリーニング代を貰えるようにしとこうかな?と思ったがやめておいた。ああいった不意の打撃と言うのは、あちらもこちらも想定していない攻撃なので、力の抑えと防御作用が働かず結構痛いものである。
ゆえに彼も少しはダメージを追っている。翌朝の二日酔いもつらいだろうから、これ以上つらいことを重ねる必要はあるまい。大人の対応である。
一番腹が立ったのは…
そんなことよりも無理やりに連れて来て愚痴を言うだけ言って食うだけ食ったカカリチョーが、私にもお代を請求したのがこの日一番頭にきたのであった!!!
考察
ああ、こんなこともありましたね。ここのお代、結局払ったのだっけ?全然美味しかった記憶もないのですが…。
酔っ払いには困ったものですが、私も何度か「やらかして」はいるので見るたびに「ああはなるまい」という反面教師にさせていただいています。結婚してからは妻にも迷惑がかかるので飲酒量にはかなり気を付けるようになりました。そもそも飲み会に行かなくなりましたし。
よくよく考えてみると、私もこの当時のカカリチョーの年齢になってしまったのか…。彼よりはまともな大人になっていると思いたい。