レビュー日:2007.4.28(土)
2001年宇宙の旅
スタンリー・キューブリック監督の超有名SF。1968年発表作品。
さっき調べて1968年だったの!?と驚きました。SF映像が古くない。
伊坂幸太郎さんや恩田陸さんの小説を読んでいると結構映像作品が気になるもので、これもその影響で見てみました。
場面が章で別れていてプログレバンドのアルバムを聴いてる感じ。(最終章なんてモロだよね。)解説もほとんど無いから一度見ただけじゃ、絶対内容理解できないよね。(さっき wikipediaとその他のサイトで調べてそういう内容だったのか!と驚きました。)
この作品、見たこと無いと思ってたら実は幼少期に見ていたのだと思います。スーパーコンピューターHAL-9000のカメラ?の映を見、声を聞いたときに、幼少期の恐怖が蘇ってきて見た夜はなかなか寝つけませんでした(苦笑)「Stop Dave」が耳から離れなかったり。
ちなみに、この作品は位置が序章のようなもので、続編があるようです。「2010年」(小説版は「2010年宇宙の旅」らしい更に小説版はこの後2作品ほどあるが映像化はされていないみたいです。)
これだけじゃさっぱり解けないわけだよ。恐いけど、カメラワークも演出も効果的でトータル的に見ても良くできた面白い作品ではあります。
考察
人に何かを説明するとき、「2001年宇宙の旅で…」と例えに使うことが多くなるぐらい、とてもとても印象に残った作品です(ちなみに、「わからないよ!」と返ってくるのがオチで、それを楽しんでいました)
途中まではハラハラドキドキのサスペンスモノなんだけど、ラストは「え!?」ってぐらいの超展開。でも、それがいい。
小説版や、2010を観よう観ようと思いつつ、全く見れずに10年が経ってしまったので、手を出さないんだろうなぁ…(笑)