結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

書評

『人に好かれる話し方』を読んで、やさしさについて考える。

書評日:2005.8.9(火) 僕らはやさしくされたいと思うし、やさしくしたいとも思う。そんなことも忘れてしまうんだそうだ。 人に好かれる話し方 やさしさとは? ありがとうの意味 一つ目のやさしさ 二つ目のやさしさ たとえば 3つ目のやさしさ 補足 おわりに …

タテジクヨコジク。考え方のつくり方を読んで。

書評日:2005.8.5(金) あ 今が 例えば 僕は問う そうでない 楽しいときは さ 一番 言葉を 君が望む と信じたい あっという間 か 楽で 量産し 僕の姿は がしかして いつの間にか ら これ 送信し どんなだ その根拠は 只苦しみしか な 以上 実際は ニーズを 存…

手紙 / 東野圭吾 著

書評日:2006.11.7(火) 手紙 考察 手紙 弟・直貴の大学受験の費用捻出に困っていた兄・剛志は、かつて引っ越しの仕事で行ったことのある一人暮らしの老婆の住む家に強盗に入る。しかし不覚にも老婆に見つかってしまい、気が動転した剛志は老婆を…。犯罪者の…

片想い / 東野圭吾 著

書評日:2006.11.5(日) 片想い 考察 片想い 11月の第3金曜日。新宿のとある鍋料理店で毎年行われる、帝都大アメフト部の集まりは13回目を数えた。参加した当時のエースQB(クォーターバック)だった哲朗は、集まりの帰りに当時のマネージャー美月に出会…

天空の蜂 / 東野圭吾 著

書評日:2006.9.2(土) 天空の蜂 考察 天空の蜂 最新鋭の超大型特殊ヘリコプターが、何者かの手により強奪され、高速増殖原型炉「新陽」の真上でホバリングし始めた。政府に送りつけられた犯人の要求は、「日本国内全ての原子力発電所の停止」。果たして政府…

さいえんす? / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.22(火) さいえんす? プロ野球のプレーオフ制度 本に関する話 考察 さいえんす? 「ダイヤモンドLOOP」「本の旅人」に掲載された東野圭吾のエッセイ集。最新科学、社会問題、スポーツや本について東野圭吾が熱く語る。 作家、東野圭吾の内面…

時生 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.13(日) 時生 考察 時生 遺伝性の難病を発症した息子の死期が近づいたとき、父・拓実は若い頃に出会った不思議な少年、「トキオ」の話を妻に語り出す。 「あの子に訊きたい。うまれてきてよかった?」と言う帯の本紹介から、難病をテーマにし…

宿命 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.12(土) 宿命 考察 宿命 UR電算株式会社の社長、瓜生直明が病気で亡くなった。直明の葬式から数日後、瓜生家の財産処分のために親類が集まる中、直明の亡き後、UR電算株式会社社長に就任した須貝正清が毒矢で射られる事件が起こる。凶器は直明…

分身 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.8(火) 分身 考察 分身 自分がどちらの親にも似ていないことに疑問を持っていた氏家鞠子は、自分の出生の秘密を調べるために、生まれ育った北海道から東京へ出発する。初めて訪れる東京の街で、自分をテレビで見たことがあるという人に遭遇す…

鳥人計画 / 東野圭吾 著

書評日:2006.9.8(金) 鳥人計画 考察 鳥人計画 日本スキージャンプ会の天才、楡井が毒殺された。犯人は自らの計画に落ち度はないと思っていたが、自首を勧める手紙を送られ動揺する。事件から数日後、今度は警察に「密告状」が送られ… スキージャンプを背景…

回廊亭殺人事件 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.8(火) 回廊亭殺人事件 考察 回廊亭殺人事件 一大で莫大な財を築き上げた一ヶ原高顕が亡くなった。遺産の分配方法について書かれた遺書の発表に旅館「回廊亭」が選ばれ、遺言発表の日、一ヶ原一族と本間菊代が集まった。そこで菊代はある復讐…

同級生 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.8(火) 同級生 主人公、西原は野球部に所属する高校生3年生。ある日、同級生の宮前由紀子が亡くなった。噂によると、彼女は子供を宿していたという。心当たりのある西原は事故について調べ、自分が子供の父親であることを周囲に告白する。西原…

秘密 / 東野圭吾 著

書評日:2006.8.6(日) 秘密 考察 秘密 妻と娘を乗せたスキー場行きのバスが転落した。妻は亡くなり、娘は意識不明。一度に愛するものを失った主人公、杉田平介は途方に暮れる。植物人間になる可能性があると言われていた娘は、奇跡的に意識を取り戻したが…。…

ゲームの名は誘拐 / 東野圭吾 著

書評日:2006.7.31(月) ゲームの名は誘拐 考察 ゲームの名は誘拐 人生という名の「ゲーム」に勝ち続ける男、佐久間はあるきっかけから誘拐「ゲーム」に手を出すことになった。2003年に公開された映画「g@me」の原作。 主人公、佐久間の一人称で描かれる物語…

放課後 / 東野圭吾 著

書評日:2006.7.25(火) 放課後 考察 放課後 私立の女子高の数学教師である前島は、2学期から何度か命を狙われていると思える出来事に遭遇する。偶然が重なった可能性もあるため校長に口止めされていたため、警察には連絡しなかったのだが、ある日同僚の教師…

変身 / 東野圭吾 著

書評日:2006.7.4(火) 変身 考察 変身 ごく普通の生活を送っていた主人公、鳴瀬純一は、事件に巻き込まれて頭を銃で打ち抜かれてしまう。そして彼は世界初の脳移植手術を受けることとなる。手術は成功し、一命は取り留めたものの、純一は自分の性格が変わっ…

加藤淳の本 さんまのスーパーからくりTVプレゼンツ

書評日:2007.1.25(木) 加藤淳の本 さんまのスーパーからくりテレビでおなじみ(だった?)、加藤淳さんの本。すっごく好きです、加藤淳さん。 アマゾンマーケットプレイスにてもの凄く安値で売っていたので思わず購入してしまったのだけど、何でこの値段な…

盤上の敵/北村 薫 著

書評日:2006.5.25(木) 考察 盤上の敵 主人公、末長純一が外出中、末長宅に猟銃を持った男が立てこもり、妻、友貴子が人質にされた。舞台は警察とワイドショーのカメラに包囲された「公然の密室」と化した家。純一は妻を無事救出するため、犯人と交渉を始め…

ロミオとロミオは永遠に / 恩田陸 著

書評日:2006.10.15(日) ロミオとロミオは永遠に 考察 ロミオとロミオは永遠に 近未来。新地球へと人類が移住した後の旧地球では、日本人だけが化学物質や産業廃棄物の処理のために残されていた。人々の唯一の希望は身内を「大東京学園」の卒業総代にするこ…

三月は深き紅の淵を / 恩田陸 著

書評日:2006.8.9(水) 三月は深き紅の淵を 考察 三月は深き紅の淵を 「三月は深き紅の淵を」という本を巡る物語、4章構成。恩田陸の最高傑作と言われる「麦の海に沈む果実」、およびその登場人物に関わる物語「黒と茶の幻想」に繋がる物語。今後この本から…

黒と茶の幻想 / 恩田陸 著

書評日:2006.8.16(水) 黒と茶の幻想 考察 黒と茶の幻想 大学時代、同級生だった利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人は、卒業から十数年経った後の同窓会を機に、Y島への旅を計画する。森を歩き、美しい謎を語り合う4人。その心の中でそれぞれが考えていたこと…

ライオンハート/恩田陸 著

書評日:2006.11.19(日) ライオンハート 考察 ライオンハート ロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」のオマージュ作品。時間を超えて何度も巡り会う男女を描いた美しいラブストーリー。 題名から、SM●Pの曲を思い出してしまうことから、読むのを敬遠してい…

木曜組曲 / 恩田陸 著

書評日:2006.11.27(月) 木曜組曲 考察 木曜組曲 作家、重松時子が亡くなった後、毎年同じ時期に時子の家「うぐいす館」で時子を偲ぶ会が開かれ、時子と「縁」がある5人の女性が集まっていた。時子が亡くなってから4年後、薬物自殺と言われる時子の死の真…

街の灯/北村薫 著

書評日:2006.6.1(木) 街の灯 考察 街の灯 時は昭和七年。氏族出身の上流家庭・花村家にやってきた若い女性運転手。「わたし」こと花村英子は『虚栄の市』のヒロインにちなみ彼女をベッキーさんと呼ぶことにした。「わたし」とベッキーさんとの日々を色鮮や…

蛇行する川のほとり/恩田陸 著

書評日:2006.9.4(月) 蛇行する川のほとり 考察 蛇行する川のほとり ある夏休み。少女達は川のほとりにある家で、演劇祭に向けて舞台背景の絵を作り上げようとしていた。それぞれのヴェールに包まれた少女達の、儚い美しさを描いた作品 著者は少女漫画のよう…

月の裏側 / 恩田陸 著

書評日:2006.11.13(月) 月の裏側 考察 月の裏側 九州の水郷都市で失踪事件が3件立て続けに起こった。不可解なことには、失踪した人は皆、失踪中の記憶を無くして家に戻ってきた。事件に興味を持った元大学教授の協一郎は教え子の多聞と娘の藍子を呼び寄せ…

puzzle / 恩田陸 著

書評日:2006.8.20(日) puzzle 廃墟の島で、変死体が3つ見つかった。3つの死体は死亡推定時刻がほぼ同一時刻。一体何がこの島で起こったのか?二人の検事が事件の調査のために訪れ、謎を解き明かそうとするが…。六番目の小夜子の主要人物、関根秋の兄、関…

ぽっかぽか / 深見じゅん 著

書評日:2006.7.26(水) ぽっかぽか 考察 ぽっかぽか 雑誌「YOU」で連載され、TBSの昼ドラにもなった、ある家族の物語。ちち、はは、あすか、3人家族の田所家は今日も幸せ一杯です。 何故か、本日は少女漫画?をおとりあげ。「悪女」でもおなじみ深見じゅん…

失はれる物語 / 乙一 著

書評日:2006.8.9(水) 失はれる物語 お薦め短編 考察 失はれる物語 乙一らしさが光る短編集。文庫版は全8編(あとがき含む)。 彼は物語を漫画のような雰囲気で書く作家であると思った。短編だから尚更そう感じるのかもしれない。 それにしても、彼の発想は…

ゴールド・マイク/赤川次郎 著

書評日:2006.8.6(日) ゴールド・マイク 考察 ゴールド・マイク 高校生のあすかは、オーディションで歌の才能を見いだされ、芸能プロダクションと契約し、人気アイドルの階段を駆け上がる。あすかが人気アイドルになったことにより、あすかの周りで様々な変…