4年前に買った貯金箱がいっぱいになった。ムーミンに出てくる、ニョロニョロの貯金箱をなぜ買ったのかは聞かないでほしい。
小銭貯金
2012.1.8 社会人6年目
小銭で財布が重くなるのが嫌なので、小銭が多くなったときに預け入れるようにしていたのだが、ここ一年、支払いのほとんどをSuicaに変えたため、あまり預け入れる機会がなかったのだが、本を買った際に出た小銭を入れようとしたら、入らなくなったのだ。 いくら溜まったのか気になり、中身を数えてみた。
その中身
- 1円玉:289枚
- 5円玉:39枚
- 10円玉:287枚
- 50円玉:67枚
- 100円玉:194枚
- 500円玉:24枚
- 合計:38104円
意外と溜まっていて驚いた。しかし、ちょっと中途半端で使い道が思い浮かばない…。思い浮かばないと無駄遣いしてしまいそうで恐い。 こういったものは始める前に、「溜まったら○○しよう!」と決めておくのがいいのかもしれないな。
それにしても。銀行の窓口で預け入れるのが両替料がかからないのでいいらしいが、結構重いから持っていくのが大変だな…。
小銭貯金の末路
2016.7.24 社会人10年目
4年前に数年かけて貯めた小銭貯金箱の中身を数え、種類別に分けるという苦行を己に課し、終えたのち首の凝りを解しながらさて、どうしたものか。と思案し出した結論は「使おう」という単純なものだった。
100円玉と10円玉は職場のランチの仕出し弁当に使うため、弁当金額分の小銭束を作り、毎朝1回分を財布に入れて出勤するという、律儀なのか狂気なのかどちらともつかない行動を1年半ほど続けたところ、すべてを消化しきった。
50円玉は地下鉄の精算用途や観光地や初詣でのお参りに使用しているが、そこまで機会がない故、未だ消化しきれていない。
5円玉も50円玉と同じく観光地や初詣でのお参りに使用しているほか、Suicaが使用できない買い物の端数精算に使用しており、先日、使い終えた。
一向に終わりが見えないのが1円玉で、Suicaが使用できない買い物の端数精算に使用しているが、それ以外の使途がなく、また、常に持ち歩くのは5枚ほどであるため、運悪く複数回の買い物で1円玉を切らしてしまうこともあり、逆に増えてしまうのだ。
今、貯金箱の中身を放流した箱の中には、50円玉と1円玉が多数泳いでいる。それぞれ1枚づつ組み合わせれば、51円になる。
51…
マーリンズのイチロー選手の背番号である。そうか、私は知らず知らずのうちに、イチローを応援するようなまじないとも迷信ともつかない、何かの儀式をこの箱池の中で構築していたのか!奇しくもイチロー選手の3000安打達成が目前に迫った今日、そのことに気づき、戦慄した。
考察
これ以降、小銭ができたらATMに入金するようになったので使い道が無くなったこともあり、お役御免となったニョロニョロの貯金箱は捨ててしまいました。
まさか話の流れがイチロー選手に及ぶとは、数年前のことながら全く予期しておりませんでした。今年引退されましたが、何らかの縁があるということでしょうか?