2011.4.18 社会人5年目
昨日は葛西臨海水族館に行ってきた。水族館なんて訪れたのはいつ以来だろうか。それはともかく、前より楽しめた気がする。
水族館
昔はなんでわざわざ人ごみに紛れて魚を見るのか、さらには見てどうするのか、綺麗だからなんなのだろう?かわいいからどうだというのだろう?
という思いが根底にあった気がするのだが、そんな捻くれ心は年とともに薄れていくものらしい。「いろんな名前の魚がいるんだなぁ。」ぐらいの気持ちで鑑賞する余裕は出てきた。
そうして長時間マグロとかカツオとかを見てたら、お腹がすいてきてしまって、夕食はお刺身を頂いたのだ。
「酷い!!」とは言わないで頂きたい。そもそも私が捌いたわけではない。私は売っているものを買っただけだ。
なお、水族館には食堂が併設されていて、海の幸をふんだんに使った料理が自慢らしいのだが、「マグロ丼」とか、「カツオの○○」を見るにつけ、「この材料はいったいどこから調達しているのか!?」と思わずツッコミたくなる仕組みがあり、魚を食べることを奨励していたのである。
まあ、良心?で水族館では食べず、水族館にいなかった魚を選んだのは偉いでしょう?
考察
学生の時分、なぜ水族館や動物園に行くのか私は不思議でなりませんでした。そんなものを見に行くよりも、映画や本を見るほうが面白いではないかと。
そして行ったら行ったで入館料のもとを取らねばなるまい!という思いが強くなってしまい、ひたすら目に焼きつけようとするとか、魚の名前を頑張って覚えようとしたりとか、なんというかまったく「楽しめない」ベクトルへと意思が向かっていくのでした。
しかし、生き物に詳しい妻と水族館や爬虫類動物園iZooなどに行くうち、「楽しむものなのだ。」という気持ちが分かり始めました。さらに今では子どもが生まれたこともあり、積極的に連れていきたいと思う場所になったのです。
それにしても、iZooではアリゲーターグルメばかりがウリになっていますし、水族館では海鮮メニューが豊富だし…と複雑な気持ちになる傾向は致し方ないのだろうか?
まあ、そこで食べなくても外で普通に食べてるもんな。そこだけきれいごとを言っても仕方がないということか。