結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

妹にお年玉を渡した2012年のお話。

2012.1.12 社会人5年目

 

私は堪え切れず、平時のように渡してしまった。親がすっかり忘れていたのにも起因する。

 

妹は「斬新だった」と言ってくれたが、貰うものとしてのお世辞であろう。

 

 

2012年のお正月

 大晦日の夜、私は焦りながら机の中を漁っていた。ないのである。あったはずなのである。しかし、使いきってしまったような記憶もあるのである。

 

お年玉用のポチ袋を。

 

奉納を明日に控えた妹へのお年玉。それを裸で贈るのはするまい。折り紙もない。親に貰うのも忍びない。

 

熟考した結果、帰宅時に配られていたポケットティッシュのチラシの部分を抜き取り、

私の気合の入った「お年玉」の字を封入し、紙の中に紙幣を潜ませ、

 

「お嬢さん、これで鼻でもおかみなさい」

 

と、さりげなく渡す作戦を思いついた。そうして私は翌日に備えたのであった。

 

考察

当時、妹は高校生でした。今では美容師となって都内で働いています。今度髪を切ってもらうとき、覚えているか聞いてみようか…。

 

お年玉も会えないとなると、電子マネーやAmazonギフトカードで渡すようになるのでしょうか?それとも仮想通貨?

 

親になると、子どもにともらうようになるので、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。子どもの時は嬉しいばかりだったのに。

 

あけましておめでとうございます。2021年、すべてのストックをリマスターできるように頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。