2005.11.2(水)
そういえば
好きと言いつつ
触れていなかったような気がします。
本編
音楽を聴く人なら知らない人はいないという存在。
THE BEATLES
ビートルズは調べていくと面白いんですよ。
調べられる書籍が多く出ているアーティストであるからでもあるし
アイドルからミュージシャンへ変化していく様がとても興味深い。
今では大好きなアーティストなんですが
その昔、自分は存在を否定していました。
有名なやつはききたくない
何故昔のバンドの歌を聴かなくてはいけないのか？
古くさいに決まっているし、英語の歌なんか聴いて何が楽しいのか？
このような思考ができた背景とは…
目覚め
音楽の目覚めは中学１年生の時。
はじめはイタイタしくもアニメソング（笑）
水木一郎が！景山ヒロノブが！
と熱く語っていた覚えが…
そのアニメソングを掘り下げていったら
あるアーティストに辿り着き、歌が良かったので（そのころの感覚で）
そのアーティストについて調べることに。
買ってみたオリジナルアルバムがとてもかっこよかったのでファンになる。
アルバムの表紙でアーティストがラジオのＤＪをつとめていることを知り
毎週欠かさず聴くようになる。
このアーティスト、話は上手いが歌詞はダサい（笑）
ご存じでしょうか？「infix」
ここから、有名なのは聴かない、奴らは金に踊らされているだけだと
変な固定観念ができまして、ひたすらこのアーティストばかり聴いていました。
病的ですね。それ以外の音楽はアリエナイと思っていましたから。
自分は興味を持ったものはとことん掘り下げていきたくなる習性があるらしく
友達からもよく指摘されたものでした。
バンド結成
そして、中２の時にinfixの影響を受け友達と６人でバンドを結成することになりました。（当方ボーカル 笑）
バンドでinfixの曲をやりたいと思っていましたが、楽譜が売っていないので（当時は耳コピやらコードの意味なんてこれっぽっちも分かっていませんでしたから楽譜に頼らざるを得ませんでした）楽譜がある曲でやりたい曲を選ぶことになりました。
最初の練習曲はGLAYの「SOUL LOVE」とスピッツの「君が思い出になる前に」でした。その他にBOOWYの「マリオネット」だったっけ。
僕はinfixしか聴かない生活を送っていたので、これらの曲は知りません。
故に、あまりやる気が出ず…
しかし、メンバーからの「いろんな曲聴いてみたほうが、音楽の幅が広がるぜ」発言により
色々なアーティストの曲を聴きあさりました。
スピッツにGLAYにラルクにルナシーに（当時はビジュアル系全盛期!!）
女性アーティストもきいてみたり…
でも、どれも好きになれなくて、歌番組（歌の大辞テン）だっけ？とかCDTVなどで自分に合う音楽を探すことにしました。
バンド脱退
そんなこんなで月日は流れ
中２の時、歌も下手だしわがままだしということで、メンバーと仲が悪くなって
バンドをクビになりました（苦笑）
悲しかったですねー。
廊下ですれ違っても話をしないという状況。
遊び友達、考えてみたらバンドメンバーしかいなかったですから。
で、クラスメートと遊ぶようになりまして、クラスの中にも音楽が好きな奴らがいて。
彼らとよくカラオケに行くようになったので、歌える曲を増やそうと再び研究。
サーフィス（今は全く聴かない…）
スピッツ（今でもたまに聴く）
トライセラ（今でも聴く）
BOOWY（今は全く聴かない…）
と聴くアーティストが増えていきました。
ああ、青春の…。このころフーとかツェッペリンとか聴いてたら
今どんな風になってたんだろうと時々思います。
しばらく好きになったアーティストは固定され
カラオケに行ったりギターで弾き語りをする日々が流れました。
さて、僕がクビになったバンドはというと
文化祭の閉会式で演奏をしました。
周りには、明るく振る舞っていましたが。
本音は悔しかったですよ。
「高校に入ったら、絶対ステージに上がったる!!」
と思いましたもん。
その後バンドは解散し、メンバーは残りの高校生活をウハウハで過ごしていた模様。
卒業式で
卒業式の日に、担任の先生が、友人にクラスの教室で曲を弾いて欲しいと頼んだようで
僕はサポートギターとして手伝うことになりました。
これまでの人生でギターをたくさんの人の前で演奏したのはあのときだけですね。
曲は友人が作った曲で、クラシックギター２本と言うシンプル構成。
教室に響き渡る友人のギターの音色。
僕は間違えまいと必死で、いい音を出せていなかったと思います。
こうして、僕の中学音楽生活は終わりを告げました。
考察
infix、今でもipodに入ってますよ。その中学の時に買った「Break the Silence」が。私にとって、このアルバムは特別みたいなんです。他のアルバムはなんだか痒くなってしまって、もう聴けないんですけど。
中学の時の話は、今となってはいい思い出です。あれがあったからこそ、色々乗り越えられたような気もするし、こうしてお話しできるネタにもなったわけですし。
