2007.2.21(水) 大学4年生
苛
頑なに、断る理由もなかった。やりたくはないが、そこまでやりたくないと言えるものがなかった。
子供じみた我が侭と、呆れるほどの言い訳にうんざりを通り越して笑いたくなる気分で引き受ける。
そこまで嫌がるものでもなかろうと、どうなろうとどうだっていいだろうと思ってる僕は、結構簡単に引き受けたけれど、周りには驚かれた。
人間は変な自尊心と拘りの塊である。
その部分に嫌悪感を抱きながら、自分の中にしっかりとそれがあることに落胆し、人の中のそれを見つけ、嘲り笑う。
その小さなものを守るために感情を露わにし、醜い表情で訴えかける。それをしなければいけないと言う人もいれば、そんな小さな事に固執するなと言う人もいる。どっちが正しいかなんて、わかりっこない。ただ、今の自分は後者の心持ちである。
自分以外の人にどんな拘りがあるかとか人間的成長があろうがなかろうが、どうだっていい。そんなものを見せて僕を不快にする必要はないだろう。
苛々するのだ。怒ってもいないし、どうだっていいと思っているのだが、単に苛々するのだ。
考察
この頃そんなにイライラする必要があることがあったのかな?と記憶を辿ってみたところ、卒業式のあとの謝恩会のことしか浮かびませんでした(やりとりはまったく記憶にないのだけど)。
これから先、もっと不条理な事や頭にくることが待っているのだから、そんなところでイライラしてもしょうがないぜ!