レビュー日:2008.4.27(日)
佐倉明日香は恋人と大喧嘩をしたその日、薬の過剰摂取(オーバードーズ)により、病院に運ばれた。目が覚めると明日香は体を固定され、病室に横たわっていた。
クワイエットルームにようこそ
原作が芥川賞候補になったことを感じさせない作り。それでも、原作に忠実な映像作り。
原作も、映画もどっちも面白かったなと。どちらも作り手は一緒だからというのもあるんだけど、食い違いがないからいいんだろうな。
「恋の門」と同じく、キャストが適材適所。個性を殺さず、のびのびと演技してる様がとても楽しそうで、それがこの映画の雰囲気を作ってるんだろうな。
蒼井優もハマってたし。
題材はヘヴィー系なんだけど、清々しさを感じてしまう、とても良くできた作品。
考察
原作のタイトルが気になって手に取り、それが映画化されていると知って観た作品。
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これは確かに「違う」と思った印象もなくて、どちらも素直に良かったなと思えた記憶があります。原作や作者に思い入れがなかったせいもあるのだろうけど。