レビュー日:2007.3.12(月)
ダヴィンチ・コード
映画上映時に大々的な宣伝をしていた映画。オドレイを見るために観た。弟と一緒に鑑賞。
宗教がらみのミステリー。どうだっていい人には本当にどうだっていいし、宗教が日常的に「ある」もので無い日本人にとってなかなか興味を持てないものであるのも確か。
だから、「ダ・ヴィンチかんけいねーじゃん」「ぜんぜんわかんねー」とか、話題だけで見た輩がこぞって低評価をくだしていたのだろう。
自分はオドレイ目当てだったのでそれなりに興味を持って見れたわけだけど、物語の分野に興味がある人にはどうだったのだろう?
法律の解釈と一緒で様々な見方から多様な解釈が出てくる系のお話だから、なかなかややこしい。
結局どうとでも取れるじゃん…という雑言を振り払ってこういう解釈で物語を進めるんだ!系。だから、違う考えを持っていた人にとっては文句を言いたくなる話だったのではないかな。
全然知らなかったからそうなんだ、へぇ~。って見てたけど。一応、終わったか。って感じ。オドレイかわいかったーって感じ(笑)
アクションミステリー映画のような宣伝だったけど、宣伝はアクションシーンつなげてただけのようで、ミステリーパートが多いです。
本を全部読むと10時間以上かかっちゃうから手っ取り早く2時間ちょいで話を知ろう。興味を持ったら本を読んでみよう。という気にさせる映画なのかなぁ?
考察
原作はシリーズモノなんですよね。この後、ふとしたきっかけで原作に手を出したのですが、とても面白かったです。そこそこ長い作品を映画に纏めるのは難しいということなのでしょう。
宗教的な知識がさっぱりなかったので、そこらへんの前提や解釈が無かったのですが、今見ると「そういうことだったのか!」と思うのかな?宗教にハマったというわけではなく、一時期池上彰氏のリベラルアーツ本を読み耽って、よく分からなかった宗教のことについて「そういうことだったのか!」と思うことが多かったので。