レビュー日:2006.7.4(火)
ロボコン
高専に通う里美(長澤まさみ)は、高専の課題作品に手抜き作品を提出し、そのやる気のなさから1ヶ月の補習授業を命じられる。里美は他の条件はないのかとだだをこね、担任(鈴木一真)が出した代替案は「ロボット部に入ってロボコンに出場する」というものだった。
2003年
「全国高等専門学校 アイデア対決・ロボットコンテスト」を題材にした、青春ストーリー。
青春映画ならではのテンポの良さが好印象。どんどん変わっていく部員達の姿は微笑ましくもありました。
この映画ではロボットを操縦しているシーンに、臨場感があって良かったです。本当に競技を見ているようなリアルさがある。
そして、サッカーや野球を題材にした青春モノにはない、ロボコンならではの魅力がありました。ありふれてない斬新なテーマだからなのかもしれないけど、ロボコンでしかない!!ってものがあったし(高専出身ではないのでそこのリアルさは知らないんですけど…)効果音?BGMもとてもいい作用をしていたと思います。ピッタリ。聞いてて心地よかったですもの。
「新しさ」だけで終わってしまうものではなく、出演者全員、役に見事にハマっていて、登場人物の心情描写も表現されており、青春映画特有の、面白さも持ち合わせていて、違和感なく楽しめました。
いい映画だったなぁ、見て良かったなぁ!!と思えたし、スッキリ。
ロボットは、スタッフが作ったんでしょうか?いろんな高専が協力したのでしょうか?そうじゃないと無理だよなぁ。
それにしても伊藤淳史と塚本高史はああいう役が本当に似合いますね(笑)
考察
みんな若いな!と思ったら2003年の作品だったんですね。そりゃあ私も年を取るもんだ。
「面白かった映画」という思い出はありつつも、「ロボジー」とかの学園ロボットモノと記憶が被っているんですよね。そういうのが好きだったんだなぁとも思えるわけですが。
Amazonプライム対象になってたら観なおしてみようかな。