レビュー日:2011.6.18(土)
この間映画館で見てきた、「スコットピルグリム」の主役のマイケル・セラが気になって、「過去作どんなの出てたのかなー。」と調べてみたら、この作品が絶賛されていたので、鑑賞してみることにしたのだ。
スーパーバッド
高校の卒業が迫った時期に、三人の冴えない男達が、彼女を作っていいことしようという物語。タイトルから察せる通り?下ネタのオンパレードなんだけど、全体的に汚くなりすぎなくていい。
それにしても邦題がいい意味でひどすぎる。ウォーズってなんだよ(笑)
こういうウケ狙いタイトルのコメディの場合だと「こういったところで笑わせるんだろうな」と、予め察してしまえるから笑いのハードルがあがるものなんだけど、そんなハードルお構いなしに軽く飛び越えたレベルのものがやってきて、思わず噴き出してしまう。声を立てて笑えてしまう。
それも瞬間的な面白さだけではなくて、蓄積していく伏線笑いなんてのも用意されてるので、最後は本気で大笑いしてしまった。笑いすぎて腹が痛くなるなんていつ以来だったろう。
ラストが清々しいのもいい。こういった作品って、なんとなくオチがわかってしまって、「ああ、やっぱりね」と思ってしまうものだけど、この作品は終わりまで凄くよかった。下品な表現に抵抗が無ければ本当にお勧めです。
考察
人に薦めたくなるレベルで面白かった映画です。「時計仕掛けのオレンジ」なんて人に薦めている場合じゃなかった、これだったよ、薦めるなら!!
もしくは「天才マックスの世界」だったよね。なんで時計仕掛けのオレンジだったんだろう。
そんなことはともかく、素晴らしい映画でした。妻の前で堂々と見ることはできないけれど、機会があったらまた観たい。