レビュー日:2007.2.11(日)
Rubber Soul
前作「HELP」発表から4ヶ月後に発表された、ビートルズの5枚目のオリジナルアルバム。楽曲はアコースティックの色が強く、コーラスワークを多用したサイケ感がある。1965年作品
久しぶりにビートルズを聴いてみたら、リンゴのドラムの安定感に癒されました。
卒論執筆?中はハラハラドキドキボンゾドラムハチャメチャムチャクチャキースドラム(ザ・フーのキースムーンのこと)ばかりでしたので、なんかね。
このアルバムはホント久しぶりに聴いたのだけど、聴いていたときよりも古くささを感じなかったです。
前は好きなアルバムではあるんだけど、全体的に森林臭さが漂っていて、なんともいえないサイケ感を感じたものだけど、今聴くと一つ一つの音が新鮮で、森の中に光が入ってきた感じで聴ける。
コーラスがしつこいほどに多用されていてそれがアコースティックサウンドにマッチしてる。アルバム通して曲の色がほとんど一緒なのでこのコーラスを楽しみに聴く。リンゴの邪魔にならないドラムが本当に心地よい。
好きな曲は
I'm Looking Through You
You Won't See Me
In My Life
あたりでしょうか。この3曲をチョイスすると曲の嗜好がバレバレですな。
ビートルズの他のアルバムにない味を持ったアルバムだと思います。まさに初期から後期への移行期らしいアルバム。アコースティックなサウンドが好きで、ビートルズを初めて聴く人にはいいかもしれない
考察
このアルバムの中では、Norwegian Wood(ノルウェイの森)がテレビの挿入歌・効果音としてよく使われているから耳馴染みがあるのではないでしょうか?
ビートルズのアルバムについては、私が語るよりもマニアの方々の方がお詳しいので、詳細に言及すると突っ込まれてしまいそうなのでやめておきます。
当時はI'm Looking Through Youが好きだったのね。この曲は凄くポールっぽい曲ですよね。今はIf I needed Someone(恋をするなら)の方が好きです。これはジョージの曲だったのか。