レビュー日:2007.8.14(火)
the castanets
傑作小作品「Through」以来、5年ぶりのアルバム。今のところ通販かライブ会場でしか購入できません。。
カスタネッツの最新作を遂に購入した。普通のCDショップじゃ買えないのである。ゆえ、通販で購入。
らしさを失っていないアルバム。ファーストミニアルバムから一貫して変わらない、サウンドスタンス。古くもなく、新しくもない。
常に心に呼びかけてくる牧野さんの声、優しく暖かいバンドサウンド、変わらない。
「変わらない」は褒め言葉だ。
メンバーの内面であらゆる変化はあるが、バンドとしてカスタネッツのサウンドを初期から変わらず奏で続けられるのはとてもすごいことであると思う。
キャリアを重ねることで胡散臭さが身に付いて来るものだが、彼らには一切それを感じない。
売れないからとにじみ出る卑屈さも感じられない。
改めて、カスタネッツの素晴らしさを感じた。
収録曲『サンシャイン』と『君とボク』と『ジャンプナンバー』がitunesでダウンロードできるみたいなのでコーラ買って曲が当たった人はダウンロードしてみてください(笑)
考察
『サンシャイン』は私の遅く来た青春ナンバー的なものでした。困ったことに、この曲意外に『君とボク』と『ジャンプナンバー』しか覚えていない。やはりカスタネッツはミニアルバム職人だったということだろうか。
アルバムもどこかに行ってしまった(もしかしたら捨ててしまったのかもしれない)し、これを書いていて消化不良感が残っています。
最後の一文は、コカ・コーラを買うと、itunesで1曲もらえるくじが付いてたときがあって、それのことを言ってるんですね。