結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

singles / Suede

レビュー日:2007.1.12(金)

 

 

singles

1989年結成、1992年、デビューシングル「Drowners」で注目を集める。耽美的なボーカルとタブーを散りばめた歌詞で後にネオ・グラムというジャンルを築き上げたバンドのシングル集。このアルバム発表後に活動休止を発表。

 

ということで、スウェード。一年前ぐらいにレンタルしてきた。当時は、なんじゃこりゃー!って感じ。びっくりだよ、ホント。全然聴けなかった。「Beautiful Ones」=「びゅーちふぉーわぁあん」だもの。裏返りそうな(裏返ってる?)ボーカルに度肝を抜かれ、聞くのを断念。

 

しかし、何故か先日取り出してみて聴いてみたところ、すごくいいんだよね。それもまたびっくり。

 

音楽ってこういうことがあるから面白い。予防接種のワクチンみたいだよね。種を植え付けられて、その時はこれでいいのか?って思うのに、ちゃんと潜伏していて、周りが病気になったときにそのありがたみに感謝するようになるという。(ちょっとちがうか)

 

声はスマパンのビリーに通ずるものがあるから、もともと聴けなくはなかったバンドなんだろうけど、やっぱり、「Beautiful Ones」の衝撃はデカかったわけで。(今となってはお気に入りソングなんだけど。)

 

音は艶めかしくてかっこいい。UK的なさわやかさみたいなものもあって妖艶なんだけど、清々しい。シングル集しか聴いたことがないので、例えとして出すのは恐縮なんだけどU2のスカッとした空気圧がある。それでいて、スマパンのライトサイド(「Try Try Try」とか)を彷彿とさせる音楽。

 

で、ルックスもいいんだよね。「Beautiful Ones」のプロモ見たけど、かっこいいわ。(衣装とか髪型とかグラムロックを感じます。)

 

21曲入りで約80分っていうのもすごい。長丁場のバックミュージックにももってこいのアルバムです。

 

考察

スエードはこの時にしか聴かなかったので、Beautiful Onesしか覚えていないけど、この曲は本当に衝撃的でした。メロディを今でも口ずさめるぐらい良くも悪くも『残る』曲なのです。

 


[HD] Suede - Beautiful Ones - Official Promo 1996

 

ね!凄まじいでしょう?この感じでこのメロディが来るなんて全然予想だにしませんよね?私もバンド名とアルバムの感じからまさかこんなものだとは思いませんでしたよ!ボーカルの声が顔と全然違うの。

 

強烈よね。それしかいうことが無いの。