レビュー日：2007.7.22(日)
Everybody Else
お洒落でキャッチーなギターロックでありながら、どこか懐かしい感じのするサウンドを奏でるEverybody Elseのおそらく1stアルバム。紙ジャケ使用。2007年7月現在国内盤は無し。
非常にバンドに関する情報はほぼ皆無。グザヴィエのソロアルバムを買うときに、コレもオススメみたいな感じで、視聴機で取り上げられていたので、試しに聴いてみたところ、結構良かったので購入。
紙ジャケで結構お洒落だったのも購入動機の一つ。開けてみたら思春期悶々だったのだけど。一回り聴いたところだと結構ストレートであんまりひねたところが無くて、最初は物足りなかったんだけど。ああ、こんなのもいいかなぁと思えてきました。
良く聴くと、ギターロックでありながらダンサブルでツボを押さえてあるし、かわいさとポップさが同居してる。体制はおそらくスリーピースバンドなのでしょう。ここまでしてきた説明からは、「トライセラみたいな感じ？」と思われそうだけど、全然違うんです。
気分に左右されずに聴けるのが良いです。曲調は古新しい感じ。悪く言えば中途半端なんだけど、今は中途半端なのが好きらしい。
高校生ぐらいに感じてた、甘酸っぱくて、汗くさくて、埃くさい感じがするのがいいです。「今」ではなくその頃のノスタルジーを彷彿とさせる音楽。
アルバム後半に良い曲がつまってるので、BGMとして流しておくといつのまにかハマってるかもしれません。ポップな懐かしさにキュンとしたい方は買ってみては如何でしょう？
考察
この後、まったくこのバンドに関する情報が入って来ませんでした。結構聴いてたので、時折新譜が出ていないか探してみたこともあったのですが…。
今Amazonで調べてみたら、アメリカ、カルフォルニア州出身のバンドだったんですね。2011年に2枚目のアルバムを出していたようでした。レビュー(2個しかないけど)見たらこのアルバムを超えてると言っているので少々気になりますね。音楽配信で配信されてたら聴いてみようと思ったのですが、なさそうです…。
