レビュー日:2006.2.18(土)
フィンランドの6人組バンド?Quintessenceのセカンドジャズ、ソウル、ファンク等を融合した新世代のクロスオーバー。2005年
5 am
某ブログで紹介していて、ネットで視聴したら気に入ったので購入。近くに売ってなくてなぜか秋葉原で購入(笑)
空間音楽として聴くのにもってこいです。カーディガンズより甘さを控えめにして、洗練されたお洒落音楽という印象。ジャズサウンドギターの音色がとても心地よく響き、抑えめに聞こえる打楽器が見事に音楽にとけ込んでいます。
CDをかけた瞬間からその空間の空気が透明に彩られる気が。
個人の好みですが、アルバム途中の男の歌と、コーラスはあまり好きじゃないです。声が合わないのか急に現実に戻される感じがする。アルバムが70分以上あるので、かけておく分にはいいのだが、聴きこむ気分にはならない。
アルバム1曲目specialityは、甘さと辛さのバランスがとれていて、とても心地よいお洒落さを演出してくれる。
You Don't Careは、日本の曲にありそうな音づかい。日本のソウルに慣れた人は気に入るんじゃないだろうか?
30th Hourは、カーディガンズ慣れした人にはとっても聴き心地がいい曲だと思う。楽曲は甘さをほとんど排しているのだが、ボーカルのささやき声がうまくそこに乗って耳元に届く。甘さ控えめチョコレートマジック(笑)
最近インテリアに凝っていて、お洒落な空間を演出したい方におすすめしたいです。
考察
今でもたまに聴くぐらい好きなアルバムです。男性の歌もそこまで気にならないんだけどなぁ。慣れたということでしょうか。
この時と変わらずspecialityが好きですね。冬の朝に聴きたくなります。元気よく無理やりテンション上げて目覚めるのは疲れるけど、この曲なら落ち着いて起きられそう。
この後、他の作品探そうとしたのですが、クインテセンスの足跡が見つからず…。バンドの素性は分からずじまいでした。さっきAmazonで軽く調べて見たところ、2017年に発売されたアルバムが出てきました。果たしてこれは同じ「クインテセンス」なのだろうか?
レビュー見ると違いそうだから手を出すのが憚られるんですが…。