2009.12.12 社会人3年目
後輩が新型インフルエンザに罹りました。その日の朝、後輩からとてもおかしな声色で病欠を告げる電話連絡があり、ずる休みではないかと密かな話題になっていたのです。演技をしすぎて逆に怪しくなってしまう現象なのではと。
しかし、仮病を使えるほど器用な子ではないことは周囲の知るところで、部屋の空気から察するに、皆が皆、相当体調が悪いのだろうと心配していたように思います。
新型インフルエンザ
そしてその日の夕方、後輩から再度電話連絡がありました。曰く 「新型インフルエンザと診断されました」とのこと。おお、君、大丈夫なのか…。
新型インフルエンザ罹患者に関するガイドラインを確認したところ、彼と同じ部屋で勤務していた我々(顧客常駐チームで部屋を1室与えられている)は濃厚接触者にあたるとのこと。
ということで、同室にいた人たちはおよそ1週間、マスク着用で仕事をすることになりました。 これ、異様な光景ですよ。。
考察
そしてその十数年後、その異様な光景が当然の景色になってしまっている2022年現在、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりに記事を書こうと過去記事をあさっていたところ、このような話が出てきました。当時はマスクをすることなんて、病み上がりか風邪ひき中しかありませんでしたよね。以降、花粉症や冬の乾燥予防などでつける人が散見されるようになっていったような気もします。
この新型インフルエンザに罹患した後輩が一体誰だったのか、その時のチームの顔ぶれやマスク姿は一切思い出すことができませんが、思い出す必要もないのでしょう。