結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

土曜の朝の東海道線の穏やかさに驚く。平日は毎日すさまじいのに。

2009.3.21(土) 社会人2年目

 

今週はカレンダー通りなら3連休のはずなのに、土日が仕事になってしまったので、まさかの週一休みである。1年越しのプロジェクトの本番リリース作業のため、仕方ないのだが。

 

 

土曜の朝の東海道線

しかも朝早くから作業なので、平日の通勤よりも1時間ほど早い8時台の東海道線に乗ることになった。

 

平日なら、1本はスルーして、列の前に並ばないと悲惨な目に遭う時間帯の電車だが、さすが休日。余裕で座れてしまう。

 

車窓から穏やかな日差しが射しこみ、ほどよい揺れが心地よい。心なしか駅員の声もいつもより柔らかい気もする。

 

東海道線でこんなに穏やかな気持ちになったのは、本当に久しぶりな気がする。いや、はじめてかもしれない。

 

考察

かつては横浜から東海道線に乗って通勤をしていました。横浜駅はものすごく混むんですよね。東海道線のホームは2つあるんだけど、そのどちらも長蛇の列だったのです。

 

通勤方向とは反対方向の東海道線が遠めに見えて、「ああ、仕事をサボってあっちの車両に乗ってどこまでも行ってしまいたいなぁ」と何度思ったことか。

 

後に、有給をとってその願望を叶える遊びをしてみましたが、休みであるせいか「もったいない」気しかしませんでした。休みなんだから、もっと寝ていられたのに…とか、家でいろいろできたのにとか思ってしまって(インドア派なので)。

 

何度も思った願望は、「仕事の日に仕事をサボって」という非現実感を具現化させたいという欲求なのだろうなと思ったのでした。サボったらサボったで後ろめたい気持ちになるに違いないのに。