2006.4.7(金)大学4年生
本日、健康診断を受けおわって成績証明書をもらって友人を学部棟入り口で待っていたところ、目の前に教授が現れました!
caution!
caution!!
caution!!!
私に何の用だ?
教授は視界に僕を捉え、一直線に僕の方へ向かってくる!逃げ場無し…。仕方なしに教授と対峙する覚悟を持ち、挨拶をしました。
教授「トニー、メールと携帯番号教えてくれ」
そう言った後、教授は僕に研究室まで付いてくるように指示をなさいました…(ゼミに入って一年になるのに連絡先教えてないってどうなんだろうか)
研究室に着くと、教授は自分の部屋の散らかり具合に落胆しておりました。「整理能力なさすぎなんだよなぁ」と思っていたら、教授が僕が思ったことをそのまま口にしたので、心を読まれたかと思いました。
「疲れた、嫌になってくるな」ど言いながら、教授は僕に教授のアドレスにメールを送るように指示をしました。
ふぅ、これで解放されると思いきや「トニーくん、これから用事あるかい?」と教授がおっしゃりました。僕は恐怖のあまり、「はい」と答えてしまいました。友人よ、すまん…。
すると教授はコーヒーを入れてくれました。僕はびくびくしながらコーヒーをいただき、必死に教授のご機嫌取りをしました。
教授は話し相手が欲しかったのでしょうか?水と油の関係の相手を話し相手にしたいぐらい、大学の阿呆達とうまくいってないのでしょうか?
そんなことを考えつつ僕は必死で教授にあわせて話をしていました。教授に対して自然にふるまい、話ができるようになるとは自分も成長したなぁと思うのです。
でも、やっぱり就活で対峙するどんな面接官よりも、教授の方がコワイと思ったのでした。
やべ、その後友人に連絡取ってない…。。
考察
単に私が何も考えていない大学生だったのが気に食わなかっただけで、教授自体は悪い人ではなかったのだと思います。なーんにもかんがえず、能天気に毎日過ごしていた私にとっては畏怖の存在でしかなかったわけですけれど。
社会人になって数年経ってから、「教授はきっとこんな気持ちだったのだろうな」と思うことがありました。それは私と同じように何も考えずにただ遊んできた後輩に対してや、何も考えずに仕事だけ振ってくる上司に対して怒っているときばかりでしたが。
そう考えると、教授と私は似た者同士だったから、あれだけウマが合わなかったのかもしれないなと勝手に解釈しているのです。