2010.12.9 社会人4年目
スーパーマーケットでレジに並んでいたら、推定70歳ぐらいのじいさんが、レジの店員に文句を言っていた。
「お釣り、おかしくないか?」と、苛立たしげである。
スーパーにて
その後、その客と店員で確認を取り始めるのを後ろから見ていた。会計が298円で508円を払って、210円のお釣りと店員が説明していた。
うむ。正しいではないか。しかし、「客は310円じゃないのか!?」と少々怒り気味である。
おいおい…。
店員が頼りない感じだったので、助け船を出してあげようと思ったが、店員は困った顔をしながらもレジの下の棚から電卓を取り出して説明を始めた。
おお、やるじゃないか。
導きされた答えを見、おじさんは一言「そうか、あってるんだな。」と呟くとそそくさと去っていった。
間違いで難癖つけてたんだから謝ってから去ろうよ…。まったくクソジジイは脳が委縮しているに違いない。
気付くと私の後ろには会計待ちの客の長蛇の列ができていた。おいおいクソジジイ…。
並び方は…
2009.7.28 社会人3年目
帰りに寄ったスーパーのレジ待ち行列の並び方が いつもと違っていた。
通りの邪魔にならぬように、L字型に並ぶのがいつもの並び方であるのだが (床にこのように並んでくださいというガイドラインがある。) 、L字型の曲がり角の部分で 直列に並んでいる人(推定70代のじいさん)がおり、 私はどのように並んだらいいか悩んでしまった。
おそらく、私が彼の後ろに並ぶと間違いなく通路の邪魔になり、正確に並ぼうとする勇敢な人の非難の声を浴びることになるだろう。
しかして、私が勇気を振り絞り正確に並ぶと、このじいさんに文句を言われることになると思われる。
決断の時間はそう長くない。後者を選ぼうとL字型の曲がり角で待機しようとしたらば、 案の定、じいさんに不快な顔をされてしまった。「自分の間違いに気づけよクソジジイ!!」 といいたくなるのを堪えて一時退散。
チキンな私は会計の列を去り、しばらくしてから並びなおすことにしたのでした。
しくしく。
私も彼らと同じなのか…?
2009.5.2 社会人3年目
買い物しようと街まで~♪のあの歌が、頭のなかでリフレイン。
朝も早よから買い物のために横浜駅へと繰り出した。人も少ないし、日中より暑さがマシだからである。そこそこ空いてるスーパーの店内で、お目当ての品を見つけ出し即レジへ向かう。
「これが済んだら、パンでも買って帰ろうかしら」と思いながらバッグを開けて財布を出そうとしたのだが、バッグの中に財布が無かった。
「すいません、財布をどこかで落としてしまったようで。。」とレジの店員さんに平謝りし、そそくさとレジを後にして商品を元に戻していった。
なんてことだいまったく!
家から歩いてきていたので、往復およそ1時間も時間をロスすることになる。せっかくの休日が!私の癒しの時間が!
連休初日、清清しくすごそうと思ったら出鼻を挫かれてしまった。
考察
2編のじいさんは別の人物ですが、多分志は同じとしている方々なのだろうなと思っています。その心はどちらも脳が委縮しているでしょうなんてブラックなことも言いたくなりますよね、え?言ってるって?
一定の正義感を持ち、人々にはそれぞれ一定のモラルがあると思っていたお気楽な大学生時代、スーパーでバイトを始めた私は、幾度となく今でいうモンスターカスタマーに出会うことになります。そこで鍛えられた…ことはなく逆に前よりも人が怖くなってしまいました。
ただ、一定のモラルすら持ち合わせていない我儘な人がこの世の中には多いということが分かったのは、最大の報酬だったように思います。ここまでの社会人生活を振り返ると、私のバイト経験も無駄ではなかったのだなと。