2008.10.4 社会人2年目
洗濯洗剤を換えたら、懐かしい香りがして、ちょっぴり切なくなった。10月になってすっかり秋らしくなった。空気が夏のそれとは違う。やさしくて、少しだけ、多分、すこしだけ切ない。
秋空の下を散歩する
買ったばかりのデジタルカメラを持って、ほんのちょっと、遠出をする。空に雲が一つもない。そんな空の下を歩く。それだけ。ただそれだけなのだ。
それだけのことなのに、なんてこんなに様々なことを考えさせられるのだろう。
それだけのことなのに、なんてこんなに様々なことを解き放てるんだろう。
思い切り声を出したくなった。音階に乗せて、好きなうたを口ずさみたくなった。いや、声を張り上げて、歌いたくなったと言った方が正しいか。
たまプラーザ駅から新横浜駅まで歩く道すがら、撮影した写真の枚数は僅かだったけれど、その何れにも秋の空が佇んでいた。
ひっそりと、そして、大きく。そして、切なく。
考察
その後、そのデジカメはヤフオクの商品撮影に長年活躍したのち、自らもヤフオクの商品となって我が家を去りました。確か富士フィルムのfinepixだったと思います。黒とシルバーの今では選ばないデザインのやつ。
一年の中で一番散歩していて楽しいのはこの時期ですよね。夏はここ数年で外出が危険な印象になってしまったし、春は春で浮足立った感じがしてしまっ手どうにも落ち着かない。冬は寒いから億劫になってしまう。
たまプラーザから新横浜駅まで歩いた記憶はありましたが、この時だったんですね。てっきり新人の時だと思っていました。
と、過去の同じような記事でセンター北から元住吉まで歩いたのも2年目の時だったから、記憶も徐々に曖昧になっているということでしょうか。
そうして私たちは年を重ねていくのでせう。