結婚することも育休をとることも夢にも思わなかったあの頃

大学時代に書いていたブログ記事をリマスター及び考察しながら載せていこうと思います。恥ずかしい思い出や今より稚拙な表現等ございますが、ご容赦ください。

夜のピクニック映画版。予想以上にいい映画だった。若き日の多部未華子が出演。

レビュー日:2007.10.14(日)

 

高校の一大イベント、80キロを1日かけて歩く「歩行祭」で、甲田貴子は一つの賭をしていた。誰にも言えない秘密を抱えながら。

 

夜のピクニック

恩田陸本屋大賞受賞作を映画化。

 

ゆるゆる流れる作品を如何に2時間見せるか。だれちゃうかなーと心配してたんですけど、意外や意外、あっという間の2時間。

 

この『秘密』というのが特に盛り上がりそうもない、『秘密』なんです。「えー!そんなこと?それができるかって賭?そんな賭をするまでもなくたいしたことないんじゃないか。」と、その類の秘密を抱えていない人には、そう思われてしまうようなものなんだけど。

 

そうは思えない感じが登場人物から出ていて、上手く言葉にできないんだけど、「それらしい」振る舞いに引き込まれた。

 

気まずい感じとか、ドギマギする感じとか

 

なにより、貴子役の多部未華子さんのふてくされたような顔がすごくよかった。あんな顔されたら恐くて何も言えなくなりますよね(笑)

 

予想以上にとても良い映画でした。ピクニックの準備もみてみようかな?

 

原作の感想はこちら 

young.tonymctony.com

 

考察

原作にそこまでの思い入れが無かったので楽しめたのかもしれません。多部さんの地味さもいい味出てますよね。この当時は、あんな感じの女優になるとは思えませんでした。

 

女性って本当に化けますよね(あえて意味深にしてみる)