2007.2.18(日) 大学4年生
頼りになる人
頼りになる人と同じサイドにいると、
僕は隣で借りてきた猫になるだけでいい。
僕は出されたウーロン茶を
飲み干さないように注意して
頷いているだけでいい。
そして自分のすべきことを頭の中でまとめるのである。
頼りにならない人
頼りにならない人と同じサイドにいると、
僕の脳内はフル回転する。
人間配置プロセッサーさながら、
こいつのプライドを傷つけないように如何に説得し、
こちらに危害を加えられないような役割を持たせるか、
そして自分の都合のいいように進められるかを数パターンまとめはじめる。
いわば資源の有効活用。
なんて自分を棚に上げて偉そうなことを言っているけど、やはり頼りになる人とならない人はいるわけで、そこを調整するのが自分の役割なのだろうと何となく分かってきた。
とにかく、頼りになる人の足りない部分を補填する役割をこなし、頼りにならない人の長所を見いだして伸ばしてあげる役割を担うのである。
なんとなく、ズルい役割でもある(笑)
しかし、そういう役割なくしてひとつの計画は成功しないのである(と主張したい)
一人の計画ならば何でも決めてしまえるが、複数人による計画はやはり協調が大切なのだ。
うむ。
考察
いずれも名指しをしていないだけでモデルがいます。
この物語の友人Mが「頼りになる人」で、友人Oが「頼りにならない人」です。
これを書いたとき、大学の謝恩会の打ち合わせをしていたのです。私と友人MとOは同じゼミに属しており、謝恩会で与えられた役割に関する打ち合わせをしていたのです。そして、その打ち合わせでのOへの恨みつらみを綴ったのがこの記事というわけなんですね。
結局、大枠をMと私で決めたのち、Mが表で各所と調整をして、私が裏で奔走し、Oはお家でぐうたらするという役割分担になりました。
謝恩会当日はそれまで頑張ったMは当日役割免除で、私が司会進行をしてOがお礼の言葉で締めてくれました。お礼の言葉のグダグダ感は凄かったです。何故か感極まって泣き出すし。そして彼はその時伝説になったのでした。