書評日:2006.4.21(金)
NAKED BOOK
好きなバンドの好きなバンドを知りたくなるのがファン心理というもののようで、スタートがGRAPEVINEで聴いていった洋楽は数知れず。本日は、僕がNAKED BOOKを読んで聴いていったミュージシャンについてのお話をしたいと思います。
THE BEATLES
最初はビートルズアルバムを一週間に一枚の割合でレンタルしていきました。最初は一生懸命曲名と曲の成り立ちを覚えることで精いっぱいでした。そのうち一生懸命にならなくても分かってきましたし、思わず口ずさむことも増え、気づいたら好きになっていました。
好きになったら一途なようで、ビートルズ一直線期が到来し、暫くはビートルズばかりを聴いていました。
THE WHO
そのうち別のモノも聴きたくなって再度NAKED BOOKを読みました。そしてザ・フーのWHO'S NEXTを借りましたが、最初は「肌に合わないや」と思って投げ出してしまいました。「ポイっ!」て感じで。
しかし、ポイして一年後にかなりハマって今は大好きです。GRAPEVINEの100ccはフーへの愛を歌ってる気がするのは僕だけでしょうか?
The Zombies
これは当時、友達に勧められて聴いて好きになったtahiti80のボーカルが、ゾンビーズのボーカルに似てると言われていたので気になって購入しました。バンド名からは想像のつかないバンドサウンドにハマってしまいました。
ルーファス・ウェインライト
そのゾンビーズのCDと同時購入したルーファス・ウェインライトの「Want One」が、自分の中ですんなり受け入れられてしまい、これにもハマってしまいます。スゲーよ兄さん。。
Led Zeppelin
名前とジャケットで敬遠していたのですが、亀ちゃんが聴いてるということで、勇気を持ってレンタルしたところ、じわじわハマっていきました(近くのレンタル屋には「最終楽章」がないんですよね…)。
XTC
西川さんってどんな音楽聴くんだろう…!?とハラハラしながら購入した、XTCの「アップルヴィーナス」は、ポップセンスの素晴らしさに涙してしまいます。
THE DOORS
そしてドアーズはGRAPEVINEの「BREAKTHROUGH」発売前に、レンタルしたのですがしばらく放置していました。そして、BREAKTHROUGHが発売あと、歌詞でジム・モリソンについて言及されていたので、聴き直すことになりました。
おわりに
もちろん、NAKED BOOKに依らずに新規開拓したミュージシャンもいますが、GRAPEVINEを通じて聴いたものがたくさんあるというお話でした。
考察
当時は物凄くGRAPEVINEが好きだったので、GRAPEVINEが「好きなものは自分も好きにならなくちゃ!」みたいな強烈な思いがあったので、なんとか受け入れようと頑張っていた覚えがあります。
ですから、当時の私にとってNAKED BOOKはかけがえのないバイブルみたいなものだったんですね(NAKED BOOKにはメンバーが影響を受けたミュージシャンのアルバムが載っているページがあった)。
今でもツェッペリンとドアーズ以外は聴いていますから、この頃に形成された「土壌」のようなものは生涯に渡って音楽を聴くベースになるのかもしれません。
それにしても、ここからYESやKing Crimsonにどうやって辿り着いたのだろうか…。